UberとTaxiは、一体何が違うのでしょうか。私の感想は、こんな感じです。
料金が安い
同じ場所にウーバー(Uber)とタクシー(Taxi)で別々に移動したのですが、ウーバーが約8ドルに対してタクシーが19ドルでしたので、ウーバーの料金が約半額です。
早くやってくる
レストランからの帰りも同じようにウーバーとタクシーを呼んだところ、ウーバーは、3分程度到着。タクシーは、10分以上かかってました。
ドライバーが親切
ラスベガス空港からは、タクシーを利用したのですが、この運転手の運転が荒く、高速は80マイル(約130キロ)で飛ばすし、カーブもコーナリングかといういきよいで進んでいきます。またカーラジオものりのりの音楽を垂れ流すというものでした。
それに比べUberの運転手は、評価によりお客様の入りが変わりますから、とても親切かつ安全運転です。アメリカで初めてドライバーにドアを開けてもらいました。
チップが必要ない
日本人にとっては、チップを支払う習慣がありませんから、米国でタクシーに乗ると、支払の際にチップをいくらにするのかを迷います。Uberの場合には、チップがありませんから、最初に提示された料金をクレジットカードで決済されていくだけです。これは、米国人にとっては、サービスの質が落ちるのではという懸念になるかもしれませんが、日本人にとっては、かなり便利です。
アメリカでは、常識
アメリカでは、Uberは常識のようで、ホテルのエントランスには、専用のピアックポイントまで存在するので、待ち合わせで会えないということありません。このピックアップポイントで待っていると次から次へとUberで呼ばれている車がやってきてました。もう常識なんですね。
また、海外進出をしていないので、日本では知られていない「Lyft(リフト」という競合会社も存在するようです。(楽天さんが出資されている会社です)また、こちらにLyftのCEOのインタビュー記事があります。
こういうのを見ているとサービスというのは、アイディアだなーと思います。Uberのようなサービスが可能になっているのは、
- GPS付きスマートフォンが普及して、誰でも持っている。
- クレジットカードも誰でも持っている。
- 特別な免許なく、タクシードライバーという仕事が始められる。
ということだと思います。
日本でも、日本タクシーさんは、同様の配車アプリを提供していたり、車に搭載されているカーナビはタブレットだったりしますが、朝の混雑時などは、この配車アプリではほとんどタクシーを呼ぶことができません。かといって同じように配車できる台数を簡単に増やせるかというと、日本には規制があるために、2種免許を持っていない人は、白タクになってしまいます。
東京オリンピック前には、この規制は緩和されるのではないかと憶測はありますが、全国展開というわけではなく、東京限定だったり、事前登録が必要になったりと米国そのままのルールが適用されるというのは、難しいかもしれません。
でも、こういうサービスは、非常に便利なので、日本でも同様のレベルで利用できるようになって欲しいものです。今後の米国出張の際にタクシーが必要な場合には、もうUberしか使わないと思います。
追記:2016/11/6
このblogをアップした後にも、Uberを使いましたので、そこから分かったことを追記しておきます。
- 空港のUber Pick upポイントを事前に探しておく。
ラスベガスからサンフランシスコへのフライトが2時間以上遅れたため、ラスベガスの空港で待っていてもしょうがないので、夕飯を食べに街に戻ることにしました。その際にラスベガス空港にUberを読んだのですが、ピックアップポイントが分からずに、最初の1台目は、拾えずに、5ドルの料金を取られることになりました。その後、ググったところターミナル3(UAは、このターミナル3です)のピックポイントが分かりました。(この記事)この記事が無かったらたどり着けなかったと思いいます。
ここから、分かることは、イミグレーションなどに並んでいるときに、もしくは事前に空港のピックアップポイントがどこにあるかを調べておきましょう。Uberは、そこにしかやってきませんので、注意が必要です。
- やはり、あたりはずれはある。
一般の人が兼業で行っていることが多いようなので、やはりあたり、はずれはあります。ただ、危ないという感じではないので、安心して使いましょう。
- ベイエリアでは、当たり前。
シリコンバレーに住んでいる日本人の方に聞いた所、Uberしか使っていない。ということでした。また、多くのUberの運転手は、兼業だそうで、昼間仕事しているは、夜はUber運転手。夜仕事している人は、昼間Uber運転手だそうです。