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Lenovo Superfishの削除ツールは、英語力が必須

今話題のLenovoのSuperFish問題ですが、私の実家の父親のPCが該当機種でした。PCをあまり知らない70代の人に削除ツールは、なかなかハードルが高いです。

昨年の11月に実家の父親がLenovoのノートPCを購入しており、今回のsuperfish問題の該当でした。ということで、早速実家に電話をして、このセキュリティホールを修繕することにしました。が、これが以外にハードルが高く、40分以上もかかってしまいました。

私の父親は、現在70代後半で、PCは、ネットサーフィンやWord, Excelを使う程度です。「ブラウザ」という単語もいまいち分からなかったりします。(Yahooと何がちがうんや? と聞かれてしまいました)

 


現在(2015/2/22 17:00)に、Lenovoのホームページには、自動削除ツールが公開されており、PCをあまり知らない人は、これを使うことになると思います。しかし、この削除ツールは、ツールの利用方法が書かれていないために、どうやって実行するのかが分かりません。ダウンロードしたexeファイルを実行すると、いきなり英語のメニューになっており、英語が分からない私の父親にとっては、それ以上処理を進めることができません。

ここで、私の父親は、処理が進められませんし、電話で話をしていても、この画面に記載している内容を私に電話で伝えることができません。

 

私:「英語よめへんでも、どっかにOKとかボタンあるやろ?」
父:「そんなもん、どこにもあらへん。英語でなにやら書いてあるだけや」
私:「そんなこと、あるかいな。」

この会話の理由は、上記にある削除ツールが、ばりばりの昔ながらのインターフェース(というかCUI)であるために、真ん中にある「Analyze and Remove SuperFish Now」がボタンだと思わないわけです。(IT業界の方ならすぐに分かるのですが)

じゃあ、実際の画面見ないことは分からないってことで、Googleハングアウトだと思い、年末に帰省した時に、セットしておいた父親のGmail IDにコールをかけます。ところがどっこい、呼び出しがかかっているのに、それを取ることができないわけです。以前にも書いたように私は、脱Windowsのため、自宅にWindowsマシンが無いために、Windows8.1の時にどのようなメッセージが出ているかが分からずに、このハングアウトをつなぐのにかなり苦労しました。

Hangoutが接続したら、今度は、向こう側で画面共有をかけてもらう必要があるのですが、このアイコンを伝えるのもそれなりの一苦労(アイコンがマウスオーバー機能なので、左のエリアにマウスを持ってこないとアイコンが出てこないのが曲者です)

そんなこんなにで、画面共有ができたら、
私:「真ん中の、青いところクリックして。」 の一言で終了でした。

しかしこのツールは、実行結果も全て英語で出てくるので、英語が理解できないと、その結果も理解できないわけです。このあたりが、日本企業と外資系企業との違いなのでしょうね。

ちなみに、この削除ツールをUbuntu上のWineで実行してみると、当たり前ですが、以下のような実行結果になります。:-)

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