今回の出張は、世界5都市(ソウル、イスラエル、ワシントン、ボストン、シリコンバレー)をめぐるワールド・ツアーとなりました。飛行機に乗っていた時間は、55時間。その移動距離は、4万キロを超えました。
計画段階では、3つのタイムゾーンを移動するため時差も激しく、体は最後まで持つのか大変心配でしたが、体調については、最後までなんとか持ちこたえることができました。もし、皆さんが同様の地球を1周する出張に行く際には、やはり2週間程度の日程を持っていかれることをお薦めします。当初の計画では、同じ行程を12日間でいく予定だったのですが、流石にそれは厳しいだろうということで途中で移動日のみの日程を入れることにしたのは正解でした。
まずは、最初に初上陸となったイスラエル編について書きたいと思います。
事前準備
イスラエルには、VISAが無くても日本人は90日間滞在することができます。しかしながら噂に聞くと、イスラエルというと、何やら色々ありそうということで、出張に行く前からイスラエルに出張行ったことにある人に色々を聞いたり、ネットを検索したりとしてました。
「入国は、普通の国より面倒だ」ということが分かりました。ただ、「イスラエル大使館からレターをもらえれば、入出国が楽になる」ということも分かり、早速知り合いにお願いをして、イスラエル大使館にレター作成をお願いしました。
実際頂いたレターがこちらです。今回のイスラエル訪問の企業の中にイスラエル政府関連の企業があったためにイスラエル大使館に依頼が出来ました。これ以外の方法としては、訪問先の企業にInvitation Letterを書いてもらうことも可能です。今回も一部の企業に、Invitation Letterを書いてもらいましたが、入国審査では、大使館だけのレターを出しました。
イミグレーション
その結果、
「あっけなく、通過」でした。
ただ、入国審査官は、このレターをまじまじと読んでました。(3分ぐらいは見てました)
また、私が入国したのは、土曜日の夜中ということもあり、イミグレは、空いていました。ただ、日曜日に来た同僚の話では、日曜日は結構混んでいたということです。イスラエルは、金曜日と土曜日がお休みで、仕事は日曜日から始まることから、土曜日の夜は空いていたのだと思います。
出張前に聞いていたことは、イスラエルの入国パスポートスタンプがあると、他の中近東の国に入国できなくなる可能性があるので、スタンプを押してもらわないように入国時に審査官に言わないといけないと聞いてました。
実際には、入国カードみたいなものがもらえて、パスポートにスタンプは押されないです。この入国カードを使って、入国ゲート(オフィスのゲートのようにバーコードをかざすとバーが上がります)をパスすれば、入国は終わりです。
上の紙が、入国時にもらえる紙のカードです。これは、ホテルのチェックイン時にも見せる必要がありますし、出国するときにも必要なので、無くさないようにしないといけません。(でもペラペラの紙なのでなくしてしまいそうで注意が必要です)
ICカードに対応しているパスポートの場合には、顔写真は、パスポートのものが印刷されるようです。
下のカードが出国時にもらうカードです。「Exit Permit」という単語はあまり見かけないのですが、イスラエルは、出国する方が大変です。
ということで、入国については、5分程度で何事もなく、完了することができました。
(出国については、別のblogで書きますね)