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Microsoft AzureとMIRACLE LINUX

本日発表しましたMicrosoft AzureとMIRACLE LINUXのお話です。

一昔前ともいえる、10年前には、MIRACLE LINUX社のプレスリリースにMicrosoft社の方からエンドースメントを頂けるような時代が来るとは、誰も考えていなかったのでは、ないでしょうか? 私自身もそうだったりします。

時代はクラウドの時代となり、新しいビジネスリレーションシップが必要となっており、 MIRACLE LINUX社においてもその流れの中、お客様が安心してクラウド上でLinuxをご利用頂けるように今回の新しいサービスをご提供するに至りました。

本日より、Microsoft Azure上で、MIRACLE LINUX社が提供するAsianux Server 4(日本では、MIRACLE LINUX V6の製品名でご提供しています。)をご利用頂けるようになりました。

今回の発表のポイントは、MIRACLE LINUX社のホームページでもご説明させて頂いている以下になります。
「Asianux Server」が、日本のビジネス、公共組織に最適な4つのポイント

  • 全ての手続き、法令、サポートが日本時間かつ国内で完結できる
  • 日本円で決済でき、為替リスクなし
  • 日本のビジネスに合わせ、障害を徹底的に追求
  • 日本国法に準拠で万が一のトラブル時も安心

海外商用Linux製品 + AWSAsianux Server + Microsoft Azure
日本語サポート
dump解析 ×
利用料 サブスクリプション:$580/年
(75,000円相当)
ライセンス:6,000円/年
日本での支払通貨 USD JPY
準拠法 ニューヨーク州及び米国 日本
管轄裁判所 ニューヨーク州及び米国 東京地方裁判所

これらのポイントに加え、プレスリリースでは、書ききれなかったポイントをここでは、お伝えしたいと思います。

「日本のお客様に安心してお使い頂くために」

というコンセプトは、MIRACLE LINUX社が提供する全ての製品に共通するキーワードになっています。MIRACLE LINUX社は、日本に根ざした国産Linuxディストリビュータとして、日本の商習慣を熟知し、日本のお客様にお使い頂くには何が必要かを常に考えています。

今回のAsianux Server on Microsoft Azureにおいても、準拠法を日本にしたり、日本円の価格がFIXした状態での購入(他社の場合には、USドルベースの金額を日本円で販売しているために、通貨レートが変更になると日本円の金額が変更になります)が可能になっています。また、オンプレミスでご購入頂けるMIRACLE LINUX同様に、サブスクリプションモデルとはせずに、ラインセンスだけをご購入することが可能です。

「ライセンスとサポートを別々に購入できる」

テクニカルサポートが必要なお客様には、Asianux for Cloud Standard Support(48,000円/年)をオプションでご購入頂くことができます。クラウドでご利用されるお客様の中には、本番はオンプレミスであるが、開発、テスト環境のコストを抑えるために、クラウド上で必要な期間だけ利用したいというご要望もあります。そのようなケースの場合には、テクニカルサポートをオプションとすることで、必要な時期や台数だけテクニカルサポートをご購入頂くことが可能になっています。

「一定価格での購入ができる」

価格表を見ていただくと、お分かり頂けるのですが、今回ご提供させて頂いている、Asianux Server on Microsoft Azureは、そのOSライセンスは、全てのカテゴリで同一価格(0.7円/時間)になっています。

(2015年9月1日 17:00時点でのスクリーンショット)

「Red Hat Enterprise Linuxと互換性がある」

エンタープライズ用途では、Red Hat Enterprise Linuxをご利用されているお客様が多いと思います。RHELとの互換性を持つLinuxディストリビューションとしては、CentOSが有名ですが、Asianux Serverも、RHELと互換性を持っているために、お客様がご利用されているアプリケーションを容易に移行ができます。各RHELと互換性を持つバージョンについては、こちらをご参照下さい。

今まで、Microsoft Azure上でLinuxのご利用を検討されていたお客様や商用ソフトウェア会社の方は、ぜひこの機会にAsianux Server on Microsoft Azureのご利用をご検討下さい。ご利用を検討するにあたり懸念事項やご質問事項があれば、当社までお気軽にご連絡下さい。

(2015/9/9 追記)
MSDNのblogに利用方法を書いて頂けました!。

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