MSS V4R1 (4.1.0440)
MSS V4R1 (4.1.0440)
機能修正
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MSS のベース OS を Asianux Server 8 に更新しました。カーネルとファームウェアパッケージのバージョンは次のとおりです。
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kernel-4.18.0-240
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linux-firmware-20200619-101.git3890db36
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VMFS6だけでなく、VMFS3 または VMFS5 パーティションのバックアップにも
dd
コマンドが標準で使用されるようになります。partclone.vmfs
を利用される場合は「MSS V4R1 における VMware ESXi のバックアップ・リストアについて」をご確認のうえ実行してください。 -
cciss ドライバは削除されました。cciss ドライバが必要なハードウェア上でバックアップ・リストアする場合は MSS V3 以前のバージョンをご利用ください。
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本バージョンより hpvsa 版 MSS ISO イメージは提供しません。 hpvsa ドライバが必要なハードウェア上でバックアップ・リストアする場合は MSS V3 以前のバージョンをご利用ください。
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本バージョンより RDX 版 MSS ISO イメージは提供しません。RDX 用イメージが必要な場合は MSS V3 以前のバージョンをご利用ください。
不具合修正
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リストアのサマリ画面に
dd
コマンドでリストアされたパーティションを表示するように修正しました。 -
ネットワークデバイスの選択画面で bond デバイスを選択できるように修正しました。
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バックアップイメージに含まれるスワップ領域の有無がバックアップイメージの検証結果へ影響しないように修正しました。
既知の不具合
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サーバによっては、電源オフあるいは再起動の操作を選択したあとにカーネルパニックが発生する可能性があります。バックアップイメージやリストア後のディスクには影響ありません。詳細は「特定のサーバで電源オフ・再起動の操作後にカーネルパニックが発生する」をご覧ください。
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2TB のストレージ領域にインストールされた、Legacy BIOS ブートする Windows Serverのバックアップイメージをリストアできません。詳細は「MSS V4R1 における Legacy BIOS ブートする Windows Server への制限について」をご覧ください。