GNS3で、仮想ネットワーク環境を構築しよう-2

第2日目ですね。

1日目に実施したGNS3のトポロジーはこちら

ネットワークシリーズも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

お昼は、「テクノアークしまね」本館の4Fの食堂から、雲が垂れ込めてゆく様を眺めている、ニックネーム たいちょう です。

前回、GNS3をインストールしましたが、ルータを設定するには、
Cisco router simulation platformである、dynamips というソフトと、IOS image を
インストールしなければいけません。

以下のコマンドを発行します。

準備します。

# dnf install  elfutils-libelf elfutils-libelf-devel libuuid libuuid-devel gcc libpcap libpcap-devel cmake git

ダウンロードします。

$ git clone https://github.com/GNS3/dynamips.git
$ cd dynamips
$ cmake .
$ make

root になってから、

# cp ./stable/dynamips /usr/local/bin/dynamips-0.2.15-x86_64.bin

一度、GNS3 を立ち上げ、

$ gns3

Edit--> Preferences --> Dynamips --> Path to Dynamips:

で、

/usr/local/bin/dynamips-0.2.15-x86_64.bin
を入力。
OK をクリックします。

次に、VPCS という、仮想PCシミューレータをインストールします。
このソフトは、static link を要求するので、glibc-static をまずインストールしておきます。

# dnf install glibc-static

http://sourceforge.net/projects/vpcs/files/0.8/
から、
vpcs-0.8-src.tbz
をダウンロードします。

$ tar -jxvf vpcs-0.8-src.tbz
$ cd vpcs-0.8/src
$ ./mk.sh

root になって、

# cp vpcs /usr/local/bin

Edit--> Preferences --> VPCS --> Path to VPCS:
で、
/usr/locl/bin/vpcs

を入力
OK をクリックします。

IOSを入手します。

Edit--> Preferences --> Dynamips --> IOS routers --> New --> IOS image:
Browse ボタンをクリックしてIOS image を検索します。
Would you like to decompress this IOS image?
Yes をクリックします。
IOS image:<path_to_image>
Next をクリックします。
Name:
Platform:
Chassis:
を確認します。
Nextをクリックします。
Default RAM:
Next をクリックします。
slot を確認します。
Idle-PC
Idle-PC finder をクリックします。
Finish をクリックします。
ルータの設定を確認します。
OKをクリックします。

左側のアイコンから、PC や、ルータをドラッグ & ドロップして 接続してみましょう。

ルータをドラッグ & ドロップします。

VPCS をドラッグ & ドロップします。

接続してみます。

今日はここまでにします。

私有車通勤を認められていますが、そろそろ冬タイヤを準備しなければいけないかな、と考えている、ニックネーム たいちょう でした。

第3日目をお楽しみに。

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