Hatohol 16.04 新機能、さきどり紹介
Hatohol 16.04で予定されている新機能の2つを紹介します。ひとつは、監視ページを閉じる際の確認です。もうひとつは、未対処の重要イベントがある場合に、デスクトップ通知を行う機能です。
はじめに
以前のブログ:Hatohol 16.01リリースおよび16.04予定で、次版に搭載予定の2つの機能についてお知らせしました。
- 誤操作の抑止
- イベント発生時のデスクトップ通知
これらの機能は、すでに開発レポジトリのmasterにマージされています。開発版のスクリーンショットを本稿で公開します。もちろん、今後の評価で、メッセージの文章などが変更される可能性はあります。
誤操作の防止(ページクローズの確認)
HatoholのWebUIは、Webブラウザを使って表示されています。ですので、ページのクローズボタンを押したり、ブックマークからサイトを選択すると、監視が中断されます。誤ってそのような事態が発生されることを抑止するために、ページを閉じたり、他のページに遷移する前に次の画像のような確認ダイアログを表示するようにしました。ブラウザ標準の機能を使用しているので、GMailの他のWebアプリで馴染みのある方もいると思います。
イベント発生時のデスクトップ通知
Webブラウザで他のページを閲覧していたり、他の作業をしている場合、イベントが発生の認知が遅れる可能性があります。そのため、未対応の重要イベントがある場合、次のようなデスクトップ通知を表示するようにしました。
現在の仕様では、重要イベントが発生してから、5分間WebUIに対して何らかの操作がない場合、通知が発生します。次版では、この時間は固定で変更できませんが、将来は要望に応じてユーザーが設定できるようにしたいと考えています。
まとめ
Hatohol 16.04の2つの新機能をスクリーンショットともに紹介しました。開発版のため、2つのスクリーンショットのどちらも、メッセージが英語ですが、リリース時には日本語版も用意される予定です。ぜひ、次版にご期待ください。