MIRACLE LINUX 8.6 beta 版 リリース案内
フィードバックのお願い
今回リリースする ISO イメージは beta 版となります。本 ISO イメージを用いてインストールした環境において見つかった問題や不具合、その他お気づきの点がありましたら以下のフォームからお知らせください。
MIRACLE LINUX ポリシー
製品のポリシーの詳細につきましては以下の当社 Web サイトにて公開しておりますので、ご確認ください。
また、エンドユーザーライセンス同意書 (EULA) は以下で公開しておりますのでご利用前にご確認ください。
ダウンロード
RTM ISO
フル(標準)インストールに必要な全てのソフトウェアが含まれています。
MIRACLELINUX-8.6-Beta-x86_64-20220915.iso
MIRACLELINUX-8.6-Beta-x86_64-20220915.iso
Minimal ISO
MIRACLE LINUXのインストールを開始するための最小限のソフトウェアが含まれています。
MIRACLELINUX-8.6-Beta-minimal-x86_64-20220915.iso
MIRACLELINUX-8.6-Beta-minimal-x86_64-20220915.iso
SHA256SUM
ダウンロード後、ダウンロードしたファイルのハッシュ値と、以下のSHA256SUM ファイル内の値が同一となることを確認してください。
SHA256SUM
SHA256SUM
Windows上でISOイメージのsha256sum 値を確認する方法
ISO イメージをダウンロードしたフォルダに移動し、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
| > CertUtil -hashfile MIRACLELINUX-8.6-Beta-x86_64-20220915.iso SHA256 | 
Linux上でISOイメージのsha256sum 値を確認する方法
ISO イメージをダウンロードしたディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。
| $ sha256sum MIRACLELINUX-8.6-Beta-x86_64-20220915.iso | 
CertUtil -hashfile MIRACLELINUX-8.6-Beta-x86_64-20220915.iso SHA256
製品の概要
主要パッケージのバージョン
MIRACLE LINUX 8.6 で採用している主要なコンポーネントのパッケージのバージョンは以下の通りです。
システム
- kernel 4.18.0
 - systemd 239
 
システムツールチェーン
- GCC 8.5.0
 - glibc 2.28
 - binutils 2.30
 
パフォーマンス、デバッギングツール
- GDB 8.2
 - Valgrind 3.18.1
 - SystemTap 4.6
 - Dyninst 11.0.0
 - elfutils 0.186
 
コンパイラツールセット
- LLVM Toolset 13.0.1
 - Rust Toolset 1.58.1
 - Go Toolset 1.17.7
 
動的プログラミング言語
- Perl 5.24, 5.26, 5.30, 5.32
 - PHP 7.2, 7.3, 7.4, 8.0
 - Python 2.7, 3.6, 3.8, 3.9
 - Ruby 2.5, 2.6, 2.7, 3.0
 - Node.js 10, 12, 14, 16
 
バージョン管理
- Git 2.31
 - Subversion 1.10, 1.14
 
Web サーバー
- Apache HTTP Server 2.4.37
 - nginx 1.14, 1.16, 1.18, 1.20
 
データーベースサーバー
- MariaDB 10.3, 10.5
 - MySQL 8.0
 - PostgreSQL 9.6, 10, 12, 13
 - Redis 5, 6
 
制限事項
- 
beta 版ではインターネットを経由してリポジトリを参照する形でのパッケージのアップデートは出来ません。また、同様にインターネットを経由してリポジトリを参照するネットワークインストールにも対応しておりません。
 - 
beta 版に関する一切のサポートは提供しておりません。また、beta 版から正式リリース版への移行についてもサポートを提供しておりません。
 - 
セキュアブート には対応していません。
 
既知の問題
- MINIMAL インストール ISO を利用してインストールする場合、アドオンを選択しても対応するパッケージをインストールできません。
 - インストーラーのセキュリティプロファイルメニューにて不正な URL を入力するとインストーラーが停止する場合があります。
 - インストール後の「入力」のセットアップ画面でデフォルトの「日本語(かな漢字)」を選択しても、かな漢字変換ができません(半角/全角キーを押しても日本語が入力できません)。その場合は、ログイン後、画面上部のトップバーの言語設定(「ja」のアイコン)より「日本語(かな漢字)」を選択することで回避できます。
 
変更履歴
2022年 10月 06日 公開