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Hatohol 16.04向けに複数の監視項目グループ対応パッチがマージされました

ZABBIXでは、個々のアイテムは複数の監視項目グループ(アプリケーション)に属することができます。Hatohol 16.04では、この監視項目グループの制限が解消されたので、それについて報告します。

16.01までのHatoholでは、1つの監視項目(アイテム)に対して、所属するグループ(アプリケーション)を1つのみ設定可能でした。しかし、ZABBIXでは、アイテムが複数のアプリーションに所属することが可能なので、その関係を完全にHatohol上で再現することができませんでした。

これまでの実装では、複数のアプリケーションがある場合、その1つのみをHatoholのDBに保存し、それ以外をドロップしていました。

この度、やっと、複数のアプリケーションと紐付ける機能のパッチがHatohol 16.04向けにマージされました。

スクリーンキャプチャ

以下は、Hatohol 16.01のアイテム画面の一部です。ZABBIXからProcess loadのデータを読み取っていますが、アプリケーションとしてCPUのみが表示されています。

16.01でのitem group (application)

こちらが、最新のmasterブランチのアイテム画面です。アプリケーションとして、CPUとPerformanceの両方が表示されています。もちろん、CPU、performanceのどちらでもフィルタリングを行うことができます。

16.04でのitem group (application)

以上、簡単ですがご報告まで。