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【ゼロから始める MIRACLE LINUX】MIRACLE LINUX で Web サーバー構築

今回は MIRACLE LINUX で Web サーバを構築する手順を紹介します。最終的にWordPress サイトを作成するにあたり、WordPress のインストール前に必要な準備についても紹介します。MIRACLE LINUX のインストールがまだの方は Web サーバー構築編のリンクから手順をご確認ください。

Webサーバー構築編

MIRACLE LINUX に Web サーバーを構築し、WordPress を導入するまでの手順をご紹介します。

使用環境

  • MIRACLE LINUX 8.4 
  • Apache 2.4
  • php 7.4
  • MysQL 8.0

ターミナルの起動

まずは、事前準備で操作するターミナルの起動方法についてご紹介します。

1.ターミナルの起動

OS の起動後上部の「アクティビティ」をクリックすると以下のような画面が表示されます。
左端にいくつかのアイコンが表示されていることが分かります。今回は「端末」を利用します。

端末2

「端末」というアイコンをクリックすると、以下の画像のように黒い画面が立ち上がります。ここから先、黒枠で囲っている箇所についてはこの黒い画面内で記述を行う内容を示しています。

端末1

2.root ユーザーへの切り替え

ここから先の表記でコマンドの先頭にある記号は以下の意味になります。

  • $:一般ユーザーでの実行
  • #:root ユーザーの実行

一般ユーザーから root ユーザーへ切り替える場合は以下のコマンドを実行します。
パスワードの入力を求められるため、インストール時に設定した root パスワードを入力してください。

$ su root
パスワード:hogehoge

事前準備

ここからは実際に WordPress をインストールするための準備内容をご紹介していきます。

1.Apatch のインストール

以下のコマンドを実行し Web サーバーである Apache のインストールを実施します。

# dnf install httpd
メタデータの期限切れの最終確認: 0:39:25 時間前の 2022年09月12日 04時20分54秒 に実施しました。
依存関係が解決しました。
=================
パッケージ Arch バージョン リポジトリー サイズ
=================
インストール:
httpd x86_64 2.4.37-47.module+el8+1500+87f95d5e.2.ML.1
8-latest-AppStream 1.4 M
:
:
miraclelinux-logos-httpd-84.4-3.el8.noarch
mod_http2-1.15.7-5.module+el8+1500+87f95d5e.x86_64
完了しました!

2.Apache の起動

インストールしただけの段階では Apache は起動していないため以下のコマンドで起動を行います。

# systemctl start httpd
# systemctl status httpd
● httpd.service - The Apache HTTP Server
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; disabled; vendor pres>
Active: active (running) since Mon 2022-09-12 05:02:43 JST; 2s ago
Docs: man:httpd.service(8)
Main PID: 11543 (httpd)
Status: "Started, listening on: port 80"
Tasks: 213 (limit: 7948)
Memory: 20.4M
CGroup: /system.slice/httpd.service
├─11543 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
├─11585 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
├─11586 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
├─11587 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
└─11588 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND
:
:

問題なく起動が行えたら「http://IPアドレス」にアクセスし以下のような画面が表示されるか確認を行います。表示されていれば Apache のインストールは完了です。

 

しかし、現状の設定では毎回 Apache の起動が必要になってしまうため、以下のコマンドを実行し自動起動を有効化します。

# systemctl enable httpd
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/httpd.service → /usr/lib/systemd/system/httpd.service.

3.ファイアウォールの設定

以下のコマンドを実行し、80 ポート(HTTP)を解放します。
ファイアウォールを設定することで外部の端末からもサーバーにアクセスすることが可能になります。

# firewall-cmd --add-port=80/tcp --permanent
success
# firewall-cmd --reload
success

4.PHPのインストール

PHPで記述した内容を問題なくサーバーで読み込むため、PHP をインストールします。
今回は最終的には WordPress のインストールを行うため、WordPress に対応している PHP7.4 をインストールします。

# dnf module install php:7.4
メタデータの期限切れの最終確認: 1:25:37 時間前の 2022年09月12日 04時20分54秒 に実施しました。
依存関係が解決しました。
=====================
パッケージ Arch バージョン リポジトリー サイズ
=====================
group/moduleパッケージをインストール:
php-cli x86_64 7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417 8-latest-AppStream 3.1 M
php-common x86_64 7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417 8-latest-AppStream
701 k
php-fpm x86_64 7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417 8-latest-AppStream 1.6
M
:
:
php-mbstring-7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417.x86_64
php-xml-7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417.x86_64

完了しました!

5.MySQL のインストール

以下のコマンドを実行し、MySQL のインストールを行います。

# dnf install mysql-server php-mysqlnd
メタデータの期限切れの最終確認: 3:38:50 時間前の 2022年09月12日 04時20分54秒 に実施しました。
依存関係が解決しました。
===================== パッケージ Arch バージョン リポジトリー サイズ
=====================
インストール:
mysql-server x86_64 8.0.26-1.module+el8+1306+d960c063 8-latest-AppStream 25 M
php-mysqlnd x86_64 7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417 8-latest-AppStream 192 k
依存関係のインストール:
mariadb-connector-c-config noarch 3.1.11-2.el8 8-latest-AppStream 13 k
:
:
mysql-server-8.0.26-1.module+el8+1306+d960c063.x86_64
php-mysqlnd-7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417.x86_64 php-pdo-7.4.19-4.module+el8+1520+74ff8417.x86_64
protobuf-lite-3.5.0-13.el8.x86_64

完了しました!

6.MySQL の起動

問題なくインストールが完了したら、以下のコマンドを実行し MySQL の自動起動を有効化します。

# systemctl start mysqld
# systemctl enable mysqld
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/mysqld.service → /usr/lib/systemd/system/mysqld.service.

7.MySQL の設定

インストール後の MySQL では root ユーザにパスワードが設定されていないため、以下のコマンド を実行し root パスワードを変更します。root-password の部分には任意の文字列を入力してください。

# mysql -u root
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 8
Server version: 8.0.26 Source distribution
Copyright (c) 2000, 2021, Oracle and/or its affiliates.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

設定が完了したか確認するために一度 MySQL から抜け、パスワード入力が求められるか確認します。

# mysql -u root -p
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 10
Server version: 8.0.26 Source distribution
Copyright (c) 2000, 2021, Oracle and/or its affiliates.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

WordPress 用のデータベースを作成します。
以下の手順でコマンドを実行していくとデータベースが作成されたのが分かります。

mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
| performance_schema |
| sys |
+--------------------+
4 rows in set (0.00 sec)
mysql> create database wordpress;
Query OK, 1 row affected (0.01 sec)
mysql> create user wordpressuser@localhost identified by 'root-password';
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)

mysql> grant all privileges on wordpress.* to wordpressuser@localhost;
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)
mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
| performance_schema |
| sys |
| wordpress |
+--------------------+
5 rows in set (0.00 sec)

以上で事前準備は完了です。

次のステップ

MIRACLE LINUX に WordPressを導入しよう

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