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松江ラボと本社を繋ぐストレスフリーな会議システムのご紹介

松江ラボのビデオ会議(テレビ会議)システムについてご紹介

外套を羽織る人が目立ってきた松江からこんにちは。
エンジニアの押田です。

今回は松江ラボのビデオ会議(テレビ会議)システムについてご紹介します。

別投稿にてご紹介していますが、当社ではビデオ会議を常用しており、2015年5月の本社新オフィス移転の際にはシステムを刷新し、全ての会議室にビデオ会議機器を常設しました。

このたびの松江ラボ開設においても、本社同様にビデオ会議機器を常備することが早くから決定しており、グレード的にも本社同等を基本として機器選定を行い、現状すでに稼動開始しています。

 

本社同等ではありますが、現在の松江ラボが「ワンルーム・オフィス」であることなどを鑑み、選定した機器は異なっています。

松江ラボ会議システム全景

・ASUS VX279H 27" Full HD AH-IPS 液晶ディスプレイ
・Acer Aspire ES1-131-N14D/K ファンレスノートPC
・ヤマハ YVC-300 スピーカーフォン
・BUFFALO BSW180ABK 180度広角カメラ

まずディスプレイですが、控えめに 27" Full HD となっています。実は本社オフィスでは、オープンスペース・テーブルに 27" ディスプレイを設置しており、画面を見ながらの情報共有が会議室でなくても簡単に行えるようにしています。その使用感から松江ラボでは 27" を選択しました。機種も本社オープンスペースと同型で、これは MHL 対応 HDMI 端子を2つ供えたディスプレイとなっています。常設の会議PCで HDMI を使用しても、もう1端子が空いているわけです。この選定は、モバイルデバイス持ち込みでのディスプレイ利用を視野に入れたものとなっています。
また電源が外部アダプタ式であることも松江ラボでは助かっています。給電ケーブルが細い直流ケーブルで済んでいますので。この給電ケーブルとカメラの USB ケーブル、そして細い HDMI ケーブル(ELECOM CAC-HD14SS)の3本を束ねて、スッキリ配線を実現しています。

次に会議PCは、本社のように Chromebox ではなく、一般的なノートPCを選択しています。まずノートPCである理由ですが、オフィスの外で会議をするためです。前述のとおり松江ラボは「ワンルーム」であり、内容によってはオフィス内での会議開催が難しい場合があります。一方、松江ラボの入居するテクノアークしまねでは、オフィスとは別に会議室が時間借りできるようになっています。そちらに移動しての会議を想定してのことです。
次に「一般的」である理由、Chromebook を選択しなかった理由ですが、これは半分私の趣味です。OS が選択可能で HDD を搭載したノートPCが欲しかったのです。現状は Ubuntu 15.04 を自動起動に設定して使っていますが、他の OS をセットアップする余地も多分に残っています。この事は BCP 的にも優れていると考えています。
ちなみに選択したノートPCは CPU が Braswell 世代であり、古い OS だと正常動作しない場合があります。それと、実は Chromebook に一般的な OS をセットアップすることも可能なようですが、それはまた別の話。

そしてリモート会議の要、スピーカーフォンは、本社と同じくヤマハさんの製品です。本社小会議室と同じカテゴリの機種ですが、同大会議室と同じ世代のバリエーションモデルで、小会議室に導入した従来機種よりも高機能化・高性能化しています。若干オーバースペックだったかな、という気もしますが、新旧機種間で価格差が小さいので、新しい方がいいですよね。もちろん Ubuntu で問題なく使えています。
(特に困ってはいませんが、体積が3倍くらいに大きくなっていて、箱を開けた時は驚きました。ただその分マイク同士の距離が離れているので、その点は改善点かと思われます。)

最後に広角カメラ。これは本社の全ての会議室に設置してあるものと同一です。2つのカメラ映像を合成し 180 度広角を実現しています。非常に広い範囲を見渡すことができて、雰囲気を掴みやすく、一体感を生み出すのに役立っています。


以上の機器を活用し、本社との間で、あるいは本社およびベトナムとの3拠点間で、ストレスのないビデオ会議を日々行っています。

別投稿で主張していることの繰り返しとなりますが、やはりビデオ会議にストレスが少ないというのは大事なことだと感じています。自分が常用する立場になってみて、尚のこと。

総額で12万円ほどのシステムになりますが、適正価格ではないでしょうか。

引き続き社員同士の円滑なコミュニケーションに役立てていきたいと思います。