【OpenStack Paris Summit 2014最新情報】Keynote聴講レポート

OpenStack Paris Summit 2014参加中のミラクル・リナックス 天野です。

今回は1日目と2日目に行われたKeynoteをレポートします。Keynoteは、参加者全員が余裕で収まるほどの大きなホールで行われます。11/3-4の2日間、午前に数名のKeynoteが行われました。


OpenStackは半年ごとのリリースという管理者側にとって追い続けるのが大変である中、多くの事例が存在しています。

OpenStack FoundationではSuperuser Awardというものがあり、最も多くのシステムをデプロイしたOpenStackユーザが選ばれ、このSummitで表彰されます。今回はCERNが選ばれました。
表彰の様子はSuperuser Awardのサイトで詳しく紹介されています。


下の写真は2日目の発表です。メディアでは去年までAmazonがクラウドを支配していると伝えていますが、遂にOpenStackが同レベルまで話題に上がるようになりました。


下の写真は、OpenStackに貢献している開発者数、会社数、国数です。

次は、世界中に存在するクラウドサービス。オレンジはAmazon Web Service、赤はOpenStackベースのパプリッククラウド、そして青はプライベートクラウドです。世界中で導入されていることが分かります。


そして来年のOpenStack summitの予定も決まります。2015年5月はカナダ、バンクーバー。

2015年10月はなんと東京です。より多くの日本人参加者が増えることでしょう。


来年も引き続きHatoholとともに、OpenStackに貢献できるよう取り組んでいきたいと考えています。