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監視サーバー追加がより簡単になりました!

Hatoholの監視サーバー追加画面で、従来、プレースホルダーでパラメータ例(例えば、ZabbixサーバのIPアレドレス)などが表示されていたものが、入力フォームのデフォルト文字列になりました。これは、より簡易で間違いにくい設定を可能にします。

Hatohol 16.01では、監視サーバー(例えばZabbixサーバー)を追加するダイアログは次の図のようになっています。上から2つ目のZabbix API URL項目には、薄いグレーでパラメータのサンプルが表示されています。これには、HTMLのプレースホルダーという機能が利用されており、そのフォームで入力が開始されるとサンプルが消えます。いろいろサイトで利用されている機能なので使用したことがある方も多いでしょう。

実際の入力時には、プレースホルダーでサンプルとして表示されている文字列の一部だけ(例えば、ホスト名)を変更すればよいということが多いです。しかし、従来の方式では、サンプルと入力する文字列がほとんど同じでも、すべての文字列を入力しなければならないという不便さがありました。

16.01のサーバー追加ダイアログ

 そこで、次のダイアログのように、パラメータのサンプルをフォームのデフォルト文字列に変更しました。少々わかりにくいかもしれませんが、薄いグレーからより濃い色の文字に変わっています。この方式では、すべてを入力することなく、必要な部分を変更するだけでよくなりました。例えば、Zabbix API URLを例にとると、localhostの部分を実際のホスト名やIPアドレスに変更するだけで入力が完了する場合も多いでしょう。

16.04でのサーバー追加ダイアログ

 この変更は、開発レポジトリのmasterにマージされました。次版Hatohol 16.04でも使用できるようになります。