MIRACLE ZBX 7.0 パッケージのアップデート方法
MIRACLE ZBX 7.0 パッケージのアップデート方法
概要
本ドキュメントでは、MIRACLE ZBX パッケージのマイナーバージョンをアップデートする方法をご案内します。
マイナーバージョンのアップデート例:
アップデート前のバージョン: 7.0.0-4
アップデート後のバージョン: 7.0.1-2
※メジャーバージョンをアップデートする方法ではありません
メジャーバージョンのアップデートの例:
アップデート前のバージョン: 6.0.11-1
アップデート後のバージョン: 7.0.0-1
対象となるパッケージとバージョン
-
Linux 用 MIRACLE ZBX パッケージ
-
バージョン: 7.0.x
準備
使用しているOSがML7(AXS7),RHEL7,CentOS7以降でyum・dnfコマンドを利用可能な環境の場合、
手動でパッケージをダウンロードする必要はありません。
yumコマンドを用いたインストール方法は以下のページを参照してください。
なお、提供されているファイルはOSS版パッケージと同一です。
https://www.miraclelinux.com/product-service/zabbix/oss/download
RPMパッケージを直接ダウンロードしてインストールする場合は以下のページからダウンロードできます。
ログインの必要はありません。
http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/
各OSごとのパッケージへのリンクは以下の通りです。
・RHEL9,CentOS9向けパッケージ
・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/9.x/x86_64/RPMS/
・(aarch64版) https://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/9.x/aarch64/RPMS/
・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/9.x/SRPMS/
・RHEL8,CentOS8向けパッケージ
・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/8.x/x86_64/RPMS/
・(aarch64版) https://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/8.x/aarch64/RPMS/
・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/8.x/SRPMS/
・ML7(AXS7),RHEL7,CentOS7向けパッケージ
・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/7.x/x86_64/RPMS/
・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/7.x/SRPMS/
・Amazon Linux 2向けパッケージ
・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/amzn2/x86_64/RPMS/
・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/amzn2/SRPMS/
・その他OS向けパッケージ
・http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/7.0/
パッケージのアップデート手順
※[手順3]の間、監視が停止しますのでご注意ください。
[手順1] 対象の MIRACLE ZBX サーバ/エージェントに root ユーザーでログインします。
[手順2] 下記コマンドを実行し、パッケージをアップデートします。
※事前に[手順1]にてダウンロードしたパッケージをカレントディレクトリに配置してください。
# rpm -Fvh miracle-zbx*
※MIRACLE ZBX 3.0系より、サーバとエージェント間の依存関係がなくなったためサーバとエージェントのバージョンを分けることが可能になりました。先にサーバをアップデートし、他の監視環境のエージェントをアップデートしてからサーバ機で動作しているエージェントをアップデートすることができます。
※実際にパッケージのアップデートは行わずアップデートコマンドの確認のみを行うため、”--test” オプションを付与して実行します。
# rpm -Fvh miracle-zbx* --test
(コマンドの実行に問題がない場合は何も出力されません。)
※以下コマンドにてパッケージがアップデートされていることを確認することが可能です。
# rpm -qa | grep miracle-zbx
[手順3] 下記のコマンドを実行し、zabbix サービスを再起動します。
3.1) zabbix-server のみを使用している場合
# systemctl restart zabbix-server
3.2) zabbix-agent のみを使用している場合
# systemctl restart zabbix-agent
3.3) zabbix-serverとzabbix-agentの両方を使用している場合
# systemctl restart zabbix-server
# systemctl restart zabbix-agent
注意事項
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。
更新履歴
2024年8月1日 新規作成