ML7用インストールマニュアル

目次

  1. ML7系OS向けMIRACLE ZBX 7.0パッケージ一覧
  2. yumリポジトリの登録
  3. SELinuxの設定
  4. ファイアウォールの設定
  5. MIRACLE ZBXエージェントのインストール
  6. MIRACLE ZBXエージェント2のインストール
    1. プラグインパッケージのインストール

ML7系OS向けMIRACLE ZBX 7.0パッケージ一覧

パッケージアーキテクチャ説明
miracle-zbx-agent x86_64MIRACLE ZBXエージェント
miracle-zbx-agent2 x86_64次世代型のMIRACLE ZBXエージェント
miracle-zbx-agent2-plugin-ember-plusx86_64MIRACLE ZBXエージェント2のEmber+プラグイン
miracle-zbx-agent2-plugin-mongodb x86_64MIRACLE ZBXエージェント2のMongoDBプラグイン
miracle-zbx-agent2-plugin-mssql x86_64MIRACLE ZBXエージェント2のMSSQLプラグイン
miracle-zbx-agent2-plugin-postgresqlx86_64MIRACLE ZBXエージェント2のPostgreSQLプラグイン
miracle-zbx-get x86_64MIRACLE ZBXエージェントから監視データを取得するツール
miracle-zbx-sender x86_64MIRACLE ZBXサーバへ監視データを送信するツール
miracle-zbx-selinux x86_64MIRACLE ZBX用のSELinuxポリシー

yumリポジトリの登録

MIRACLE ZBX 7.0用のyumリポジトリを登録します。

# yum install https://ftp.miraclelinux.com/zbx/7.0/miracle-zbx-release-7.0-1.noarch.rpm

SELinuxの設定

SELinuxをEnforcingモードにしたままMIRACLE ZBXサーバ/Webフロントエンド/プロキシ/エージェントを動作させるには miracle-zbx-selinuxパッケージをインストールします。

# yum install miracle-zbx-selinux

ファイアウォールの設定

インストールするMIRACLE ZBXのコンポーネントに応じて適宜ファイアウォールを設定してください。

コンポーネントポート
MIRACLE ZBXエージェント/エージェント210050/tcp
MIRACLE ZBXプロキシ10051/tcp
MIRACLE ZBX Java ゲートウェイ10052/tcp

例としてfirewalldを使用している場合にポート80/tcpへのアクセスを許可するには次のように実行します。

# firewall-cmd --permanent --add-port=80/tcp
# firewall-cmd --reload

MIRACLE ZBXエージェントのインストール

パッケージをインストールします。

# yum install miracle-zbx-agent

設定ファイル/etc/zabbix/zabbix_agentd.confを編集します。 ServerServerActiveHostnameを設定します。

Server=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
ServerActive=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
Hostname=MIRACLE ZBX Webフロントエンドのホストに登録するホスト名

サービスzabbix-agentを起動します。

# systemctl enable --now zabbix-agent

MIRACLE ZBXエージェントがインストールされているホストにて、 SELinuxがEnforcingモードかつ miracle-zbx-selinuxパッケージがインストールされていない場合 ログ出力をsyslogに転送する機能を利用できません。 このパッケージのインストールについては「SELinuxの設定」を参照してください。

MIRACLE ZBXエージェント2のインストール

パッケージをインストールします。

# yum install miracle-zbx-agent2

設定ファイル/etc/zabbix/zabbix_agent2.confを編集します。 ServerServerActiveHostnameを設定します。

Server=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
ServerActive=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
Hostname=MIRACLE ZBX Webフロントエンドのホストに登録するホスト名

サービスzabbix-agent2を起動します。

# systemctl enable --now zabbix-agent2

MIRACLE ZBXエージェント2がインストールされているホストにて、 SELinuxがEnforcingモードかつ miracle-zbx-selinuxパッケージがインストールされていない場合 ログ出力をsyslogに転送する機能を利用できません。 このパッケージのインストールについては「SELinuxの設定」を参照してください。

プラグインパッケージのインストール

MIRACLE ZBX 7.0.0-86 時点ではmiracle-zbx-agent2パッケージとは別に、 Linux OS向けに以下のプラグインを提供しています。 監視にこれらのプラグインが必要な場合はプラグインパッケージをインストールしてください。

プラグインパッケージ名初出リリース番号
Ember+miracle-zbx-agent2-plugin-ember-plus7.0.0-86
MongoDBmiracle-zbx-agent2-plugin-mongodb7.0.0-86
MSSQLmiracle-zbx-agent2-plugin-mssql7.0.0-86
PostgreSQLmiracle-zbx-agent2-plugin-postgresql7.0.0-86

プラグインパッケージのインストール後はプラグインをMIRACLE ZBXエージェント2に読み込ませるために サービスzabbix-agent2を再起動します。

# systemctl restart zabbix-agent2
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