Ubuntu用インストールマニュアル

目次

  1. Ubuntu 22.04向けMIRACLE ZBX 6.0パッケージ一覧
  2. Ubuntu aptリポジトリの登録
  3. ファイアウォールの設定
  4. MIRACLE ZBXエージェントのインストール
  5. MIRACLE ZBXエージェント2のインストール
    1. プラグインパッケージのインストール

Ubuntu 22.04向けMIRACLE ZBX 6.0パッケージ一覧

パッケージアーキテクチャ説明
miracle-zbx-agent x86_64MIRACLE ZBXエージェント
miracle-zbx-agent2 x86_64次世代型のMIRACLE ZBXエージェント
miracle-zbx-agent2-plugin-ember-plusx86_64MIRACLE ZBXエージェント2のEmber+プラグイン
miracle-zbx-agent2-plugin-mongodb x86_64MIRACLE ZBXエージェント2のMongoDBプラグイン
miracle-zbx-agent2-plugin-mssql x86_64MIRACLE ZBXエージェント2のMSSQLプラグイン
miracle-zbx-agent2-plugin-postgresqlx86_64MIRACLE ZBXエージェント2のPostgreSQLプラグイン
miracle-zbx-get x86_64MIRACLE ZBXエージェントから監視データを取得するツール
miracle-zbx-sender x86_64MIRACLE ZBXサーバへ監視データを送信するツール

aptリポジトリの登録

MIRACLE ZBX 6.0用のaptリポジトリを登録します。

https://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/6.0/RPM-GPG-KEY-MIRACLE-4096 をダウンロードし/etc/apt/keyrings/miracle-zbx.gpgとして配置します。

# curl -fsSL https://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/6.0/RPM-GPG-KEY-MIRACLE-4096 | gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/miracle-zbx.gpg

/etc/apt/sources.list.dにMIRACLE ZBXのリポジトリファイルを追加します。 以下の内容で/etc/apt/sources.list.d/miracle-zbx.listを作成します。

deb [arch=amd64 signed-by=/etc/apt/keyrings/miracle-zbx.gpg] https://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/6.0/ubuntu/amd64 jammy main

リポジトリをアップデートしMIRACLE ZBXエージェントパッケージをインストールします。

# apt update

ファイアウォールの設定

インストールするMIRACLE ZBXのコンポーネントに応じて適宜ファイアウォールを設定してください。

コンポーネントポート
MIRACLE ZBXエージェント/エージェント210050/tcp

例としてfirewalldを使用している場合にポート80/tcpへのアクセスを許可するには次のように実行します。

# firewall-cmd --permanent --add-port=80/tcp
# firewall-cmd --reload

例としてufwを使用している場合にポート80/tcpへのアクセスを許可するには次のように実行します。

# ufw allow 80

MIRACLE ZBXエージェントのインストール

パッケージをインストールします。

# apt install miracle-zbx-agent

設定ファイル/etc/zabbix/zabbix_agentd.confを編集します。 ServerServerActiveHostnameを設定します。

Server=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
ServerActive=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
Hostname=MIRACLE ZBX Webフロントエンドのホストに登録するホスト名

サービスzabbix-agentを起動します。

# systemctl enable --now zabbix-agent

MIRACLE ZBXエージェント2のインストール

パッケージをインストールします。

# apt install miracle-zbx-agent2

設定ファイル/etc/zabbix/zabbix_agent2.confを編集します。 ServerServerActiveHostnameを設定します。

Server=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
ServerActive=MIRACLE ZBXサーバのIPアドレス
Hostname=MIRACLE ZBX Webフロントエンドのホストに登録するホスト名

サービスzabbix-agent2を起動します。

# systemctl enable --now zabbix-agent2

プラグインパッケージのインストール

MIRACLE ZBX 6.0.10-5 時点ではmiracle-zbx-agent2パッケージとは別に、 Linux OS向けに以下のプラグインを提供しています。 監視にこれらのプラグインが必要な場合はプラグインパッケージをインストールしてください。

プラグインパッケージ名初出リリース番号
Ember+miracle-zbx-agent2-plugin-ember-plus6.0.31-2
MongoDBmiracle-zbx-agent2-plugin-mongodb6.0.6-3
MSSQLmiracle-zbx-agent2-plugin-mssql6.0.31-2
PostgreSQLmiracle-zbx-agent2-plugin-postgresql6.0.10-5

プラグインパッケージのインストール後はプラグインをMIRACLE ZBXエージェント2に読み込ませるために サービスzabbix-agent2を再起動します。

# systemctl restart zabbix-agent2
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