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MIRACLE ZBX 5.0 パッケージのアップデート方法

MIRACLE ZBX 5.0 パッケージのアップデート方法

概要

本ドキュメントでは、MIRACLE ZBX パッケージのマイナーバージョンをアップデートする方法をご案内します。

マイナーバージョンのアップデート例:

マイナーバージョン5.0.* のアップデート(赤字の個所がマイナーバージョン)
アップデート前のバージョン: 5.0.0-4

アップデート後のバージョン: 5.0.1-2

※メジャーバージョンをアップデートする方法ではありません

メジャーバージョンのアップデートの例:

メジャーバージョン 4.0から5.0へのアップデート(青字の個所がメジャーバージョン)

アップデート前のバージョン: 4.0.11-1
アップデート後のバージョン: 5.0.0-1

対象となるパッケージとバージョン

  • Linux 用 MIRACLE ZBX パッケージ

  • バージョン: 5.0.x

準備

使用しているOSがML6(AXS4),RHEL6,CentOS6以降でyum・dnfコマンドを利用可能な環境の場合、
手動でパッケージをダウンロードする必要はありません。
yumコマンドを用いたインストール方法は以下のページを参照してください。
なお、提供されているファイルはOSS版パッケージと同一です。
https://www.miraclelinux.com/product-service/zabbix/oss/download

RPMパッケージを直接ダウンロードしてインストールする場合は以下のページからダウンロードできます。
ログインの必要はありません。
http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/

各OSごとのパッケージへのリンクは以下の通りです。
・RHEL9,CentOS9向けパッケージ
 ・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/9.x/x86_64/RPMS/ 
 ・(aarch64版) https://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/9.x/aarch64/RPMS/ 
 ・(ソースコード)
http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/9.x/SRPMS/


・RHEL8,CentOS8向けパッケージ
 ・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/8.x/x86_64/RPMS/ 
 ・(aarch64版) https://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/8.x/aarch64/RPMS/
 ・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/8.x/SRPMS/

・ML7(AXS7),RHEL7,CentOS7向けパッケージ
 ・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/7.x/x86_64/RPMS/
 ・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/7.x/SRPMS/

・ML6(AXS4),RHEL6,CentOS6向けパッケージ(Agentのみ)
 ・(32ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/6.x/i386/RPMS/
 ・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/6.x/x86_64/RPMS/
 ・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/6.x/SRPMS/

・Amazon Linux 2向けパッケージ
 ・(64ビット版) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/amzn2/x86_64/RPMS/
 ・(ソースコード) http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/amzn2/SRPMS/

・その他OS向けパッケージ(Agentのみ)
 ・http://ftp.miraclelinux.com/pub/zbx/5.0/

パッケージのアップデート手順

※[手順3]の間、監視が停止しますのでご注意ください。

[手順1] 対象の MIRACLE ZBX サーバ/エージェントに root ユーザーでログインします。

[手順2] 下記コマンドを実行し、パッケージをアップデートします。

※事前に[手順1]にてダウンロードしたパッケージをカレントディレクトリに配置してください。

# rpm -Fvh miracle-zbx*

※MIRACLE ZBX 3.0系より、サーバとエージェント間の依存関係がなくなったためサーバとエージェントのバージョンを分けることが可能になりました。先にサーバをアップデートし、他の監視環境のエージェントをアップデートしてからサーバ機で動作しているエージェントをアップデートすることができます。
※実際にパッケージのアップデートは行わずアップデートコマンドの確認のみを行うため、”--test” オプションを付与して実行します。

# rpm -Fvh miracle-zbx* --test

(コマンドの実行に問題がない場合は何も出力されません。)

※以下コマンドにてパッケージがアップデートされていることを確認することが可能です。

# rpm -qa | grep miracle-zbx

[手順3] 下記のコマンドを実行し、zabbix サービスを再起動します。

3.1) zabbix-server のみを使用している場合

# systemctl restart zabbix-server

3.2) zabbix-agent のみを使用している場合

# systemctl restart zabbix-agent

3.3) zabbix-serverとzabbix-agentの両方を使用している場合

# systemctl restart zabbix-server
# systemctl restart zabbix-agent

 

注意事項

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

更新履歴

2024年8月1日 新規作成

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