MIRACLE ZBX 3.0.0-1

MIRACLE ZBX 3.0.0-1

2016/04/01

  • 通信暗号化の暗号化バックエンドとして mbedTLS を MIRACLE ZBX のバイナリへ静的リンクして提供
    依存する SSL 暗号化ライブラリを別途インストールせずに使用可能なため、古いバージョンの OS でも導入が容易になっています。
    ML3(64bit)/CentOS3(64bit)/RHEL3(64bit) およびSparc 版 Solaris 向け Agent 以外のすべてのパッケージで暗号化通信が可能になっています。Sparc 版 Solaris 向け Agent においては、今後のアップデートで使用可能になる予定です。
  • Runtime control 機能を拡張し、"log_slow_queries" を指定して動的に slow queries を表示するしきい値を変更可能
  • ログアイテムのメタデータを更新する際にヒストリキャッシュ内でメモリリークが発生する問題をバックポートし修正 (ZBX-10405)
  • エスカレータプロセスが異常終了する問題をバックポートし修正 (ZBX-10291)
  • パッケージの名前を miracle-zbx へ変更
    パッケージ名が「miracle-zbx-」から始まる名前になっています。
  • MIRACLE ZBX のベースとしているソフトウェアとして Zabbix 3.0.0 を使用
  • MIRACLE ZBX 2.2.11-1 までのパッチ群を移植
    • zabbix.conf.php へ『$ZBX_SHOW_HISTORY_IN_EVENT = "1";』を追加することにより、原因となったヒストリをイベント画面へ表示できるよう機能拡張
    • より細かい情報が取得できるよう、エラー発生時のエラーメッセージを一部追加
    • telnet 監視において長い文字列を扱う場合に、一部の telnet サーバーが 'Negotiate About Window Size' を返すが、それを正常に処理できず不正な結果が得られていた問題を修正
    • グラフ画面にグラフデータの CSV 出力ボタンを追加
    • イベント画面のフィルタ機能を強化し、緊急度の高い障害のみ表示させるなどの細かい指定ができるよう機能拡張
    • ML7 において、zabbix-server サービスより先に mariadb サービスが終了してしまう問題を修正
    • zabbix_server プロセスが終了する際にヒストリキャッシュがデータベースに書き込まれない問題を修正
    • 自動 DB アップデート機能を、デフォルトでは動作させず、明示的に "/usr/sbin/zabbix_server --updatedb" を実行、もしくは zabbix_server.conf ファイルへ『AutoMajorDBSchemaUpdate=1』を指定した場合のみ実行するよう変更
    • eventlog[] キーで取得できていなかった一部イベント情報をイベントビューアと同様に取得できるよう修正
    • Windows イベントログを『イベントログ本文』、『深刻度』、『ソース』、『イベント ID』の複合条件によってフィルターする機能を追加
      詳細は以下 URL をご参照ください。
      http://www.miraclelinux.com/support/miracle-zbx22/zbx-support/20150729
    • メンテナンス期間中に復旧メッセージが送信されてしまう場合があった問題を修正
    • DB として PostgreSQL を利用し、同一監視項目で同一秒に取得したデータが存在した場合、「最新データ」画面に表示されるデータが最新データにならない場合がある問題を修正
    • 数値型アイテムの追加・削除を繰り返すと TrendCache の領域でメモリリークが発生し、設定値 TrendCacheSize のメモリ量を消費尽くすとメッセージ "zbx_mem_malloc(): out of memory" および "please increase TrendCacheSize configuration parameter" を出力して ZBX Server プロセスが終了してしまう問題を修正
    • 『重大』や『詳細』のイベントログ受信時に、マクロ {ITEM.LOG.SEVERITY} を使用すると『unknown』の文字列になってしまうため、『Critical』『Verbose』の文字列になるよう変更
    • proc_info[] キーの第 2 引数 attribute として、プロセスのカーネル時間『ktime』とユーザー時間『utime』を合計した『cpu_time』を使用できるよう拡張
    • JMX 監視において、オブジェクトタイプ "javax.management.openmbean.TabularDataSupport" を監視可能にするよう機能拡張
    • kernel 2.4 系の Linux において、locations 変数が宣言されていないためにビルドに失敗する問題を修正
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