CLUSTERPRO X におけるミラーディスクリソースおよびハイブリッドディスクリソースの不具合修正の影響と対処
本ドキュメントの対象となる製品
- MIRACLE CLUSTERPRO X に関する全ての製品
- MIRACLE CLUSTERPRO X (MIRACLE LINUX V7 バンドル)
- MIRACLE CLUSTERPRO X (MIRACLE LINUX 8 バンドル)
概要
ext4 ファイルシステムを使用したミラーディスクリソースおよびハイブリッドディスクリソースでフルコピーによるミラー復帰を行うと、コピー先へ正しくデータがコピーされない場合がある不具合修正
発生バージョン
4.3.0-1~4.3.2-1
発生条件/発生頻度
ext4ファイルシステムを使用したミラーディスクリソースおよびハイブリッドディスクリソースでフルコピーによるミラー復帰を行った場合に発生します。
共有ディスク型で使用されているお客様およびMiracleFailSafeで使用されているお客様には影響ありません。
影響の有無の確認方法
下記手順を用いてCLUSTERPRO Xの内部バージョンをご確認ください。
Web Managerを用いてバージョンを確認する方法
Web Managerの「ヘルプ(H)」→「バージョン情報(V)」を選択してください。
CLI から確認する方法
CLUSTERPRO Xがインストールされている環境で、下記コマンドを実行してください。
(表示は一例です。)
# rpm -q --qf "%{name}: %{version}-%{release}\n" clusterpro clusterpro: 4.3.0-1
CLUSTERPRO X の内部バージョン |
動作環境 | 本不具合への影響 |
4.3.0-1 未満のバージョン | 全ての環境 | なし |
4.3.0-1 以降、4.3.2-1 以前のバージョン | ミラーディスクリソース、ハイブリッドディスクリソースを使用している環境 | あり |
ミラーディスクリソース、ハイブリッドディスクリソースを使用していない環境 | なし | |
4.3.3-1 以降のバージョン | 全ての環境 | なし |
全てのバージョン | MIRACLE FailSafeの環境 | なし |
解決方法
最新版へアップデートすることにより、本不具合を解決することが可能です。
詳細につきましては当社サポートセンターへお問い合わせください。
注意事項
- 本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等に基づく参考情報です。
- 本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
- 本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
- 本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。
更新履歴
2022年4月18日 新規作成