mcinfo の使用方法
本ドキュメントの対象となる製品
- Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 for x86_64 (64bit)
- Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 for x86 (32bit)
- Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 for x86_64 (64bit)
- Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 for x86 (32bit)
- Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 for x86_64 (64bit)
概要
mcinfo は、現在稼動しているホストの各種ログやハードウェア情報、インストールされているパッケージ情報など、さまざまな情報を取得するコマンドです。本ドキュメントでは、mcinfo の使用方法について説明します。
使用方法
取得情報の中には、root ユーザーでしか取得できないものがあるので、mcinfo コマンドは必ず root ユーザーで実行してください。
# mcinfo
mcinfo コマンドを実行すると、実行した時のパスに以下の形式の圧縮ファイルが作成されます。hostname にはホスト名が、数字の部分にはコマンドを実行した日時が記録されます。
mcinfo-hostname-20160000000000.tar.bz2
取得される情報 (抜粋)
- OS のバージョン (/etc/asianux-release )
- 起動時のメッセージ、デバイスの初期化処理など (dmesg)
- CPU の種類と個数 (/proc/cpuinfo)
- 実メモリと swap の状態 (/proc/meminfo、/proc/swaps)
- マウントしているデバイス (df)
- ディスクのドライブ割り当て (fdisk -l)
- PCI デバイスのリスト (lspci)
- ロードされているモジュールのリスト (lsmod)
- インストールされている RPM のリスト (rpm -qa)
- 最近の syslog (messages*)
更新履歴
2016年 3月 14日 新規作成