Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 SP4 について

概要

Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 SP4は、Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 の性能と機能の向上を実現させた、マイナーバージョンアップです。x86 アーキテクチャ (32bit)用とx86-64(64bit)用との2種類が用意されていますが、これらの導入方法に違いはありません。

以降、この文書では SP4 と称します。

SP4 には、2011年9月21日までに弊社ウェブサイトで公開された修正をすべて含んだ上で、新しい修正や機能が追加されています。

SP4 で新たに追加・修正が行われたパッケージの一覧は以下の通りです。

また、SP4 に含まれるパッケージの一覧は以下の通りです。

 

注意事項

1.Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 SP4 のインストールメディアは、システムの新規インストールのみに対応しています。
現在運用中のシステムをSP4 相当にアップグレードするにはAsianux TSN updater (axtu)をご利用ください。

Asianux TSN updaterのかわりに rpm コマンドによりアップグレードする方法につきましては、以下のリンク先の文章をご覧ください。

 

2.SP2 以降では ISO イメージが DVD 用に変更されました。

3.SP4 をご利用になる際は、必ずリリースノートに書かれた注意事項を確認してください。リリースノートは PDF またはテキスト形式で、ISO イメージと一緒に配布されています。

DVD (ISO) イメージファイルの利用方法

1.Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 製品をお持ちの方は、ユーザー情報ページにログインしていただくことで、ISOイメージがダウンロードいただけます。

2.ダウンロード後、ダウンロードした ISO イメージが正しいかどうか、MD5SUM 値を確認してください。以下は、ISO イメージを置いたディレクトリが /tmp の場合の実行例です。

# cd /tmp

# md5sum Asianux-30-SP4-ia32-rc-dvddisc-201106011404.iso

39f2a68d05c57e7c896bb8bc14e95568 Asianux-30-SP4-ia32-rc-dvddisc-201106011404.iso

表示された値が、ISO イメージをダウンロードしたページに書かれた MD5SUM 値と一致すれば、ダウンロードは成功しています。

3.普段ご利用の DVD-R/RW 作成ソフトで、入手した ISO イメージを DVD に記録します。
※Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5上で記録する場合は、cdrtools (cdrecord) が使用できます。

4.SP4 をインストールするサーバーの電源を入れ、作成した DVD-R/RW を DVD-ROM ドライブに挿入します。

5.インストーラが起動した後のインストール方法は、全ての Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 のバージョンで同一です。製品付属、または以下のURLに掲載のインストレーションガイドを参照し、インストールを進めてください。

 

 

更新履歴

2011年9月2日 新規作成

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