ミラクル・リナックスの「Embedded MIRACLE」が、「PeartreeⅡ」のOSとして採用決定
2010年5月31日
ミラクル・リナックス株式会社
ミラクル・リナックスの「Embedded MIRACLE」が、「PeartreeⅡ」のOSとして採用決定
国内での日本人による開発サポート体制を評価 ~
ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区東新橋、代表取締役社長:児玉 崇、以下ミラクル・リナックス)は、フラットーク株式会社(本社:東京都町田市、代表取締役社長:樫平扶、以下フラットーク)が開発したMID(Mobile Internet Devices)端末向け開発プラットフォーム「PeartreeⅡ」(ペアツリーツー)のOSとして、組み込み用Linux OS「Embedded MIRACLE(エンベデッド・ミラクル)」が採用されたことをお知らせいたします。
インテル® Atom™ プロセッサに対応した「PeartreeⅡ」は、タッチパネル対応や通信デバイス対応など、日本での利用を意図した設計となっており、今後、国内でのMoorestownベースのハードウエア開発を加速させるものと期待が高まっています。
ミラクル・リナックスの「Embedded MIRACLE」は、第一世代のインテルAtomプロセッサ(Menlow)にいち早く対応し、Atomに最適化された組み込み用Linux OSとしての提供実績を誇ると同時に、Intel社の協力のもと、次世代プロセッサ(Moorstown)へもいち早く対応するため、研究開発を進めてきました。こうした実績に加え、国内で日本人による直接的なLinux開発サポートを提供している体制が高く評価され、今回、インテルAtomプロセッサを搭載した「PeartreeⅡ」のOSとしての採用が決定しました。
ミラクル・リナックスは、「Embedded MIRACLE」および「PeartreeⅡ」を活用して開発されたモバイル端末など様々な応用製品が、今後、市場で普及していくことを期待しています。
■Embedded MIRACLEについて
Embedded MIRACLEは、ミラクル・リナックスが開発・提供する組み込み用Linux OSの総称で、ミラクル・リナックスがこれまでのサーバOSや組み込み型Linuxで培った技術に加え、OS起動時のI/O待ちを短縮し、CPUの稼働率を向上させる『Fast Boot』などの最新技術を集大成したLinux OSです。
http://www.miraclelinux.com/embedded/index.html
※「PeartreeⅡ」に関する詳細:
http://www.flatoak.co.jp/products/reference/peartree_ii.html
※2010年5月21日にフラットークより発表された「PeartreeⅡ」プレスリリース:
http://www.flatoak.co.jp/library/pdf/PeartreeII_JapanesePressRelease.pdf
■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」および「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」の開発および販売、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO X」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポートサービスの提供など、幅広く事業を展開しています。また、2003年12月には、「4-co(4つの共同)」をコンセプトにもつ、アジアから発信する全く新しいソフトウェアビジネスプロジェクト「Asianux®(アジアナックス)」を立ち上げ、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」の共同開発に取り組んでいます。また、これまで培ったサーバLinuxのノウハウを利用し、様々な分野でのLinuxの活用やオープンソースにおいて幅広く高度な技術提供を目指してまいります。
ミラクル・リナックス株式会社
営業本部 戦略推進グループ 江辺(えべ)、増田
Tel: 03-5404-5036
E-mail: press@miraclelinux.com
http://www.miraclelinux.com/
http://www.miraclelinux.com/asianux/
*Asianux®は、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。