ミラクル・リナックスが、負荷分散ソフトウェア「MIRACLE LoadBalancer」を機能強化
2009年11月30日
ミラクル・リナックス株式会社
ミラクル・リナックスが、負荷分散ソフトウェア「MIRACLE LoadBalancer」を機能強化
ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区東新橋、代表取締役社長:児玉 崇、以下ミラクル・リナックス)は、負荷分散ソフトウェア「MIRACLE LoadBalancer(ミラクル・ロードバランサー)」を機能強化し、2009年12月16日より出荷開始いたします。
「MIRACLE LoadBalancer」は、ウェブサイトのダウン防止やスループット向上を低価格で実現する負荷分散ソフトウェアで、オープンソースをベースに企業システム用に機能強化された製品です。ミラクル・リナックスでは、「MIRACLE LoadBalancer」をLinux サーバOSとセットで販売しているほか、お客様の用途に応じて、ソフトウェアとOSがあらかじめインストールされたバーチャル・アプライアンス型の「MIRACLE LoadBalancer Virtual Appliance」も提供しています。
機能強化された「MIRACLE LoadBalancer」では、ベースとなるLinux サーバOSを最新の「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」にバージョンアップし、対応ハードウェアの拡充や監査機能の強化を図りました。また、SSLサーバ証明書・電子証明書に対応し、ウェブサーバのSSL処理を強化する『SSLオプション』を追加したほか、ノードへのエージェント・ソフトウェア導入を不要とする『NATオプション』、ウェブサーバ固定化方式にCookieを追加する『Cookieオプション』の3オプションを新たに追加し、ウェブサイトの信頼性をさらに向上させました。
Linux サーバOS上に搭載したソフトウェア・アプライアンス型の負荷分散システムは、一般的なハードウェア・アプライアンス型システムと比べ、ハードウェアの選択が自由になるため、規模に合わせたシステムを柔軟に構築できるほか、同等の機能を持ちながら1/10程度のコストで信頼性の高い負荷分散システムを実現することが可能です。
ミラクル・リナックスでは、「MIRACLE LoadBalancer」と「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」をセットおよびプリインストールして提供し、両製品のサポートをワンストップで提供することにより、信頼性が高くコストパフォーマンスにすぐれた負荷分散環境をお客様に提供してまいります。
【MIRACLE LoadBalancer概要】
[主な機能]
「MIRACLE LoadBalancer」は、使い勝手の良いウェブベースの設定画面が用意されているほか、分散ノードの柔軟な追加・切り離しやセッション維持機能、多様な負荷分散パターンの提供など、企業システムに必要な豊富な負荷分散機能を誇ります。また、ネットワークの二重化やシステムのクラスタ構成にも利用でき、高い耐障害性を実現しています。
[機能強化/オプション]
- ベースとなるLinuxサーバOSを最新の「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」にバージョンアップ
- 3種類のオプション機能追加により、ウェブサイトの信頼性がさらに向上
- SSLオプション
- ベリサイン社等のSSLサーバ証明書に対応
- WebUIから証明書生成、登録が可能
- NATオプション
- ノードへのエージェント・ソフトウェア導入が不要
- ウェブ・アプライアンス対応
- Cookieオプション
- Webサーバ固定化方式にCookieを追加(標準はソースIPアドレス)
- SSLオプション
※オプションは、「MIRACLE LoadBalancer」および「MIRACLE LoadBalancer Virtual Appliance」の両製品に対応します。
[出荷開始]
- 2009年12月16日
[価格]
- 本体ライセンス(税別)
「MIRACLE LoadBalancer」- 1ノード:45万円
- 2ノード(アクティブ/スタンバイ):90万円
- 「MIRACLE LoadBalancer Virtual Appliance」
- 1ノード:35万円
- 2ノード(アクティブ/スタンバイ):70万円
※「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」とセットで提供されます。
- オプション ライセンス(税別)
「SSLオプション」- 1ノード:20万円
- 「NATオプション」
- 1ノード:8万円
- 「Cookieオプション」
- 1ノード:8万円
■MIRACLE LoadBalancerについて
「MIRACLE LoadBalancer」は、ウェブサイトのダウン防止やスループット向上を低価格で実現する負荷分散ソフトウェアです。日本電気株式会社がハードウェアに搭載済みのアプライアンス製品として提供してきた実績があり、ミラクル・リナックスからは2008年10月よりLinux サーバOSの「Asianux Server 3」とセットで販売しているほか、仮想マシン上で稼働するバーチャル・アプライアンス型のソフトウェア「MIRACLE LoadBalancer Virtual Appliance」も2009年6月より提供しています。
http://www.miraclelinux.com/products/m_plus/mlb/index.html
http://www.miraclelinux.com/products/m_plus/mlb/mlv.html
■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」および「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」の開発および販売、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO X」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。また、2003年12月には、「4-co(4つの共同)」をコンセプトにもつ、アジアから発信する全く新しいソフトウェアビジネスプロジェクト「Asianux®(アジアナックス)」を立ち上げ、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」の共同開発に取り組んでいます。また、これまで培ったサーバLinuxのノウハウを利用し、様々な分野でのLinuxの活用やオープンソースにおいて幅広く高度な技術提供を目指してまいります。
ミラクル・リナックス株式会社
営業本部 戦略推進グループ 江辺(えべ)・増田
Tel: 03-5404-5036
E-mail: press@miraclelinux.com
http://www.miraclelinux.com/
http://www.miraclelinux.com/asianux/
*Asianux®は、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。