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ミラクル・リナックスが、最新の高可用性クラスタ製品「MIRACLE CLUSTERPRPO X 2.1」を11月4日より出荷開始

2009年11月4日

ミラクル・リナックス株式会社

ミラクル・リナックスが、最新の高可用性クラスタ製品
「MIRACLE CLUSTERPRPO X 2.1」を11月4日より出荷開始

~オンライン・データベースのスナップショット機能が追加~

ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区東新橋、代表取締役社長:児玉 崇、以下ミラクル・リナックス)は、Linuxサーバ OS「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」に対応した最新の高可用性クラスタ・ソフトウェア「MIRACLE CLUSTERPRO X 2.1」を、2009年11月4日より出荷開始いたします。

「MIRACLE CLUSTERPRO X 2.1」には、NEC製の最新クラスタ・ソフトウェア「CLUSTERPRO X 2.1」2CPU分のライセンスと、「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」のライセンス2ノードが含まれます。個別にOSを用意する必要がないため、低コストで高信頼のクラスタ環境を短期間で構築することができます。

「MIRACLE CLUSTERPRO X 2.1」では、共有ディスク型クラスタ同士を遠隔地間でミラーリングする機能や、データミラー型クラスタ構成において稼働中のデータベースの静止点を確保し、待機サーバからのバックアップを支援するスナップショット機能などが追加されました。OSは、ミッションクリティカルなテレコム市場や公共団体での実績の豊富な国産Linux OSの最高峰「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」をバンドルし、より堅牢なクラスタシステム構築・運用に最適な環境を提供します。

このたびの「MIRACLE CLUSTERPRO X 2.1」発表に際して、日本電気株式会社から賛同のメッセージをいただいています。

「NECは「MIRACLE CLUSTERPRO X 2.1」の発表を歓迎いたします。今回バンドルされている弊社の「CLUSTERPRO X 2.1」は、Linuxサーバの可用性を向上するHAクラスタリングソフトウェアの最新バージョンです。エッジサーバからミッションクリティカルシステムまで、幅広く適用していただくことが可能です。ミラクル・リナックス様におかれましては、Linux版の発売当初より、両製品を組み合わせて拡販を賜り、これまで数多くのシステムに御導入いただいております。今回の出荷開始により、LinuxプラットフォームでのHAクラスタリングシステムの導入が、より一層加速し、安心してビジネスを遂行できる環境が拡がることを期待いたします。」

日本電気株式会社 第二コンピュータソフトウェア事業部長 井上 勝己 氏

【MIRACLE CLUSTERPRO X 2.1概要】

[主な新機能]

  • 共有ディスク型クラスタ同士を遠隔地間でミラーリングする機能
  • オンボード・サーバ管理チップのBMC(Baseboard Management Controller)を利用して、ダウンを検出したノードを確実に停止する機能
  • 障害が発生したサーバのIDランプ(筐体ランプ)を点滅する機能
  • 特定のCLUSTERPROサーバから、任意のCLUSTERPROサーバに対して、コマンドを実行する機能
  • ユーザ定義の監視スクリプトをカスタム監視リソースとして簡単に実装する機能
  • 待機系サーバで、CPUのクロック周波数を下げシステムの省電力化を実現する機能
  • 統合マネージャのフィルタ表示・グループ表示機能
  • データミラー型クラスタ構成において、稼働中のデータベースの静止点を確保し、待機サーバからのバックアップを支援するスナップショット機能

[コンポーネント]

  • CLUSTERPRO X V2.1.2-1 (2CPU)
  • Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2 (2サーバ)

[価格]

  • 60万円 (税別)

[出荷開始]

  • 2009年11月4日

※MIRACLE CLUSTERPRPO X 2.1に関する詳細は、以下サイトをご覧ください。
http://www.miraclelinux.com/products/etc/clusterpro/index.html


【セミナー開催】

日本電気株式会社、バックボーン・ソフトウエア株式会社、ミラクル・リナックス株式会社の3社は、「MIRACLE CLUSTERPRPO X 2.1」出荷開始を受け、『レプリケーション構成でDB静止点を確保したバックアップ取得』紹介セミナーを、2009年11月10日に共同で開催します。このセミナーでは、稼働中のOracleデータベースのスナップショットを取得し、待機サーバからNetVault Backup用いてバックアップを取得するデモンストレーションを行います。

日時
2009年11月10日(火) 14:30~17:00 (受付 14:00~)
場所
ミラクル・リナックス株式会社 5階セミナールーム
東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留
http://www.miraclelinux.com/corp/about/map.html
内容
「MIRACLE CLUSTERPRPO X 2.1」で実現された新機能~データレプリケーション構成におけるデータベース静止点を確保したバックアップ取得
主催
日本電気株式会社、バックボーン・ソフトウエア株式会社、ミラクル・リナックス株式会社
費用
無料
定員
30名(定員になり次第締め切らせていただきます)
詳細・お申込み
http://www.miraclelinux.com/corp/event_seminar/2009/1110_1.html

■CLUSTERPRO X 2.1について

「CLUSTERPRO X(クラスタープロ・エックス)」は、NECが提供する高可用性クラスタ・ソフトウェア「CLUSTERPRO」の中核製品です。最新版の「CLUSTERPRO X 2.1」では、導入企業のセキュリティ対策強化・運用性向上を実現する機能強化を行っています。
http://www.nec.co.jp/clusterpro/

■MIRACLE CLUSTERPROについて

止まらないシステムを構築するためのクラスタソリューションパッケージです。万一サーバに障害が発生した場合には、正常稼動しているサーバに処理 を自動的に切り替えるフェイルオーバー機能を利用することによって、データベース・サーバやWEBサーバなどの可用性・拡張性を高めたシステム構築が実現 できます。更に、データベース・サーバ OS として実績の高い「MIRACLE LINUX」をベースにしているため、より信頼性が高いデータベース連携のクラスタシステムが構築できます。これにより、24時間 365日連続したサービスを提供することが可能となります。

■ミラクル・リナックス株式会社について

ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」および「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」の開発および販売、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO X」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。また、2003年12月には、「4-co(4つの共同)」をコンセプトにもつ、アジアから発信する全く新しいソフトウェアビジネスプロジェクト「Asianux®(アジアナックス)」を立ち上げ、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」の共同開発に取り組んでいます。また、これまで培ったサーバLinuxのノウハウを利用し、様々な分野でのLinuxの活用やオープンソースにおいて幅広く高度な技術提供を目指してまいります。


本件に関する報道お問合せ:

ミラクル・リナックス株式会社
営業本部 戦略推進グループ  江辺(えべ)・増田
 Tel: 03-5404-5036
 E-mail: press@miraclelinux.com
 http://www.miraclelinux.com/
 http://www.miraclelinux.com/asianux/

*Asianux®は、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。