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ミラクル・リナックス、主要サーバLinuxベンダーとして初の『IPv6 Ready Logo Program』フェーズ2を取得

2008年10月28日
ミラクル・リナックス株式会社

ミラクル・リナックス、主要サーバLinuxベンダーとして
初の『IPv6 Ready Logo Program』フェーズ2を取得
~ 高品質Linuxとしての実力を証明 ~

ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区東新橋、代表取締役社長:児玉 崇、以下ミラクル・リナックス)は、「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」がエンタープライズサーバ向け主要Linuxとして初(当社調べ)の『IPv6 Ready Logo Program』フェーズ2を取得したことを発表いたします。

『IPv6 Ready Logo Program』とは、次世代版インターネット通信プロトコルであるIPv6 対応機器が、お互いにIPv6 で通信ができることを示す国際的な機能認証プログラムです。日本では、電気通信端末機器の技術基準適合認定する財団法人 電気通信端末機器審査協会が2008年4月に国際組織IPv6 Forumと覚書を締結し、国内IPv6審査機関として、「日本IPv6認証センター」を発足させています。

ミラクル・リナックスはIPv6 Ready Logo Committeeによる厳しい審査を受けた結果、フェーズ1に比べ高い適用性と実用性を証明する「フェーズ2*」認証を取得しました。これにあたっては、WIDE Projectの吉藤 英明氏に多大な協力をいただきました。

地上デジタル対応のテレビにおいてもインターネット接続が可能な昨今、早ければ2年後にはIPv4の枯渇が予測される一方、これに代わるIPv6への対応が遅れ、このままIPv4のみに対応した機器が増え続ける場合、現状のインターネット・サービスでさえ提供が困難となります。こうした現状を受け、各国政府やインターネット関連団体はルータ、サーバなどにIPv6の対応を強く推奨しています。

「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」は、国産OSとして通信キャリア向けLinux規格であるCGL(キャリアグレードリナックス) 3.2を既に取得しており、最新の規格であるCGL 4.0についても、自主開発技術も含め、より多くの要求項目を満たす努力をしています。このたびの『IPv6 Ready Logo Program』のフェーズ2認証取得は、さらに「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」の高機能性と高品質を証明することとなりました。

ミラクル・リナックスは、今後「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」の製品パッケージにIPv6 Ready Logoシールを添付します。さらにOS製品だけでなく、Logoに関するOEM供給の手続きを経て「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5」を標準搭載したマシン(BTO: Build to Orderモデル)にもこのシールを付与します。こうした活動により、一般ユーザーの皆様がIPv6対応製品への意識を高めていただくことを目指し、市場へのさらなるIPv6普及を推進してまいります。

また、Linuxやオープンソース製品をご安心してご利用いただけるように、今後もこのようなエンタープライズ向け業界標準規格や認証の取得を進めていく予定です。


■□ ご参考サイト □■

【IPv6普及・高度化推進協議会】
http://www.v6pc.jp/jp/index.phtml

【IP v6 Ready Logo Programについて】
http://www.ipv6ready.org/frames.html

【ミラクル・リナックスについてのIPv6 Ready Logo取得の証明サイト】
http://www.ipv6ready.org/logo_db/logo_search2.php?logoid_number=02-C-000301&btm=Search

【JPNIC IPv4アドレスの枯渇に関して】
http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/

【IP v6 Ready Logo Program認定者リスト】
Phase-1 http://www.ipv6ready.org/logo_db/approved_list.php
Phase-2 http://www.ipv6ready.org/logo_db/approved_list_p2.php

【WIDE Projectについて】
http://www.wide.ad.jp/index-j.html


* フェーズ2のテストカテゴリは1. IPv6 Core Protocols , 2. IPsec, 3. MIPv6, 4. NEMO, 5. DHCPv6, 6. SIPが現在ありますが、今回、ミラクル・リナックスは1のテストカテゴリで取得いたしました。
詳細はhttp://www.ipv6ready.org/about_phase2.htmlをご参照ください。

■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、日本企業の出資を受け、国産LinuxOSベンダーとして、2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」および「Asianux Server 3」の開発および販売、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。
また、2003年12月には、「Common(共通)、Collaboration(協調)、Contribution(貢献)」 をコンセプトにもつ、アジアから発信する全く新しいソフトウェアビジネスプロジェクト「Asianux®(アジアナックス)」を立ち上げ、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」の共同開発に取り組んでいます。
2008年7月1日より「第二の創業」を目指して新経営体制に移行し、Linuxだけでなくオープンソースにおいても幅広く高度な技術提供を目指してまいります。
http://www.miraclelinux.com/


本件に関する報道お問合せ:

ミラクル・リナックス株式会社
 戦略推進本部 江辺 賢哉(えべ けんや)
 Tel:03-5404-5036
 E-mail:press@miraclelinux.com
 http://www.miraclelinux.com/
 http://www.miraclelinux.com/asianux/

*Asianux®は、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。