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ソフィアシステムズ、ミラクル・リナックス MID開発向けプラットフォーム PEARTREEで協業

2008年9月30日
ミラクル・リナックス株式会社
Asianux Corporation
株式会社ソフィアシステムズ

ソフィアシステムズ MID開発向けプラットフォーム「PEARTREE」に「Asianux® Mobile Midinux™」を搭載。
国内ではミラクル・リナックス、海外ではAsianux Corporationと協業で合意

マイコン開発支援装置の総合システムメーカーである株式会社ソフィアシステムズ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:原島克美、資本金90百万円、ソフィアホールディングス(JASDAQ上場企業(6942)の100%子会社、以下ソフィア)は、2008年4月に発表した、インテル® Atom™ プロセッサー搭載のMID開発及び携帯情報端末開発用プラットフォーム「PEARTREE」に対し、インテルコーポレーションの協力を受けてAsianuxコンソーシアムが開発したMID(Mobile Internet Devices)用のLinux OS「Asianux Mobile Midinux」を搭載しました。9月30日から幕張メッセで開催予定のCEATEC2008及び、10月19日から台湾で開催予定のインテル・デベロッパー・フォーラム台北でデモ展示を行います。

この対応を機に、本格的にPEARTREEのLinux開発環境を国内外に向けて提供開始いたします。日本国内では、ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 児玉崇、以下、ミラクル・リナックス)、海外においてはAsianux Corporation(本社:中国江蘇省・無錫市、総裁Larry Geng)と協業して、「Asianux Mobile Midinux」を搭載したMID開発をサポートしていきます。

ソフィアのPEARTREEは、すでに複数のハードウェアベンダーに対し、出荷を開始しMIDハードウェア/ソフトウェア開発・評価を支援しています。
ミラクル・リナックスは、Asianuxコンソーシアムのメンバーである中国・韓国・ベトナムの各パートナー企業と連携し、日本国内における本格的なMID市場普及に向け、「Asianux Mobile Midinux」の開発者キットを提供しています。
また、ミラクル・リナックスとアジア全域の各パートナー企業が協力し、中国に設立されたAsianux Corporationは、アジア太平洋地域のMID普及に努めています。

エンジニアは、このプラットフォームとLinuxテクノロジーを使用することによって、ハードウェア/ソフトウェアの並行開発を行うことができ、短縮された時間をベンチマークテストなどの十分な検証に回すことができます。結果、開発全体の期間短縮や品質とコストパフォーマンスに優れた、MID、携帯情報端末を市場へ投入することができます。


■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、日本企業の出資を受け、国産LinuxOSベンダーとして、2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」および「Asianux Server 3」の開発および販売、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。
また、2003年12月には、「Common(共通)、Collaboration(協調)、Contribution(貢献)」 をコンセプトにもつ、アジアから発信する全く新しいソフトウェアビジネスプロジェクト「Asianux®(アジアナックス)」を立ち上げ、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」の共同開発に取り組んでいます。
2008年7月1日より「第二の創業」を目指して新経営体制に移行し、Linuxだけでなくオープンソースにおいても幅広く高度な技術提供を目指してまいります。
http://www.miraclelinux.com/

■Asianuxについて
Asianuxの共同開発は2003年12月に開始され、最新バージョンとして2007年9月にAsianux Server 3がリリースされています。中国のレッドフラッグ社、日本のミラクル・リナックス社、韓国のハーンソフト社、ベトナムのベトソフトウェア社は、Asianuxブランドとまったく同じ製品を開発し、中国、日本、韓国、ベトナム市場で販売しています。Asianuxは、Common(共通)、Collaboration(協調)、Contribution(貢献)の3つの「C」をコンセプトにした、アジアからのまったく新しいソフトウェア協業プロジェクトです。Asianuxは、アジア全域の主要企業からノウハウと開発スタッフを結集しており、この開発スタッフが協力して、アジア標準のLinuxプラットフォームを構築しています。2007年12月20日、中国・無錫市にAsianux Corporationが設立されました。

●株式会社ソフィアシステムズについて
株式会社ソフィアシステムズは1975年に設立され(2007年1月に「株式会社ソフィアシステムズ準備会社」に全事業を承継し、2007年4月に「株式会社ソフィアシステムズ」に名称変更、株式会社ソフィアホールディングスを親会社とする100%出資子会社となる)、30年にわたり一貫して組込みシステム分野でリーダ的役割を担い、マイコン開発支援装置をベースにした包括的な開発ソリューションを提供して参りました。
ソフィアは、組込み開発の有力企業と、緊密な関係で仕事をしています。また、先駆的なテクノロジーを持つ企業などと、新しいパートナーシップを形成するよう常に努力しています。ソフィアは、多くのハードウェアエンジニアおよびソフトウェアエンジニアが、限られた時間と予算内で、開発プロジェクトを完了させることを可能にする、強力で信頼性のあるリアルタイム・マイクロプロセッサ・エミュレーションシステムを一貫して提供しています。この高品質な製品は、企業や官公庁、研究機関、学校関係などの顧客から、長期にわたり支持されています。
ソフィアは、国内では、東京および大阪に営業拠点があります。 また海外では、北米、その他アジアや中東、ヨーロッパに、販売代理店網があります。

ソフィアに関しての詳細は、ソフィアWebサイトを参照して下さい。
 http://www.sophia-systems.co.jp(日本語)
 http://www.sophia-systems.com(英語)

  • 掲載希望日:2008年09月30日(火)以降
  • サポート製品:PEARTREE
  • 販売価格:980,000円

本件に関する報道お問合せ:

(株)ソフィアシステムズ 営業推進部・マーケティング
 Tel:044-989-7245
 Fax:044-989-7014
 E-mail:market@sophia-systems.co.jp
 http://www.sophia-systems.co.jp/

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Asianux®は、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
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