ドットヒルシステムズとミラクル・リナックスがストレージ分野で協業強化

■「MIRACLE CLUSTERPRO X」について
MIRACLE CLUSTERPRO X は、業務アプリケーション・システムで99.9%の高可用性を実現するHAクラスタソリューション・パッケージ製品です。このパッケージにはOracle Databaseサーバ向けLinux OSとして実績の高い「Asianux Server 3」、「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」と、国内Linux HAクラスタ市場をリードするNEC社製クラスタソフトウェア最新版「CLUSTERPRO X 2.0」が同梱されています。万一サーバに障害が発生した場合には、正常稼動しているサーバに処理を自動的に切り替えるフェイルオーバー機能を利用することによって、データベース・サーバやWEBサーバなどの可用性・拡張性を高めたシステム構築が実現できます。 http://www.miraclelinux.com/products/etc/clusterpro/index.html

■「Asianux Server 3」について
Asianuxは、2003年12月、ミラクル・リナックスと中国のレッドフラグ両社の共同リナックス開発プロジェクトとしてスタート、2004年8月に最初のバージョンである「Asianux 1.0」（日本市場では「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」として提供）を出荷、同年10月に韓国のハーンソフトが参加し日中韓の３ヶ国の共同プロジェクトとなりました。2005年8月に信頼性、可用性、保守性を強化した「Asianux 2.0」（日本市場では「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」として提供）を出荷開始して以来、日中韓の行政府をはじめ幅広い分野の企業ユーザで導入されています。2007年9月18日より、各国が提供しているリナックスの製品名を「Asianux®（アジアナックス）」に統一し、最新バージョンの「Asianux Server 3（アジアナックス サーバ スリー）」から、アジアにおける共通ブランドとして提供しています。
http://www.miraclelinux.com/products/linux/axs3/index.html

■Dot Hill 2000シリーズ、5000シリーズについて
2000シリーズはエントリーからローエンド市場をターゲットした製品で、4GbFCインタフェイスを搭載した2730、ハイパフォーマンスFCインタフェイス搭載の2730T、急速に既存のパラレルSCSIの置き換えが進むSASインタフェイスを搭載した2530、既存のイーサネットワークインフラの知識を活用できるiSCSIインタフェイスを搭載した2330の製品群からなります。いずれもSASおよびSATAドライブを混在でき最大56ドライブを搭載可能です。5000シリーズは2000シリーズの上位機に位置づけられ、4GbFCインタフェイスを8口搭載する5730があります。2000シリーズに比べて2倍のパフォーマンスと容量の実装(108ドライブ)を可能にしただけではなく、DC電源のサポートやNEBSレベル3(キャリアグレード)認証を取得することで通信業界に最適な製品となっています。

■ドットヒルシステムズ株式会社について
創造的なテクノロジーとグローバルなサポートを提供することで、ドットヒルはOEMやチャネルパートナーのソリューションをユニークなものに高め、迅速に容易にしかもコスト効果の高いソリューションとして市場に投入することに尽力しています。際立つパフォーマンスと業界でも類のない可用性をパートナーに提供することでドットヒルはストレージインダストリーにおいてこのクラスで最高のエンタープライズ向けのソリューションの基礎を提供してきました。これらの製品はセキュリティ、可用性、データ保護機能の面で十二分な実績を築いています。ドットヒル製品は業界をリードする様々な産業、例えば通信キャリア、サービスプロバイダ、運輸通信業界等で既に多数の採用がされており、米国において政府および防衛関連でも実績が証明されています。ドットヒルのNEBSレベル３やMIL-STDに準拠したストレージソリューションは堅牢性を必須とするような産業や防衛関連のみならず、国際的な規格であるRoHSやWEEEの要求要件を満たす製品群を取り揃えています。本社は米国カリフォルニア州カールスバッドにあり中国、ドイツ、日本、英国にオフィスがあります。詳細はhttp://www.dothill.co.jpを参照ください。

■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバー関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバー OS「MIRACLE LINUX」および「Asianux Server 3」の開発および販売、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO X」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。
また、2003年12月には、「Common（共通）、Collaboration（協調）、Contribution（貢献）」をコンセプトにもつ、アジアから発信する全く新しいソフトウェアビジネスプロジェクト「Asianux®（アジアナックス）」を立ち上げ、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」の共同開発に取り組んでいます。
http://www.miraclelinux.com/