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日商エレとミラクル・リナックスが協業し、 Virtual Ironの仮想化プラットフォーム上で稼動するMIRACLE LINUXの販売・サポートを開始

2007年2月7日
日商エレクトロニクス株式会社
ミラクル・リナックス株式会社

   日商エレとミラクル・リナックスが協業し、
       Virtual Ironの仮想化プラットフォーム上で稼動する
           MIRACLE LINUXの販売・サポートを開始

 仮想化ソリューションを提供する日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:辻孝夫、東証一部:9865、以下日商エレ)とミラクル・リナックス株式会社(本社、東京都港区、代表取締役社長:佐藤武、以下ミラクル・リナックス)は、バーチャルアイアン社(本社:米国マサチューセッツ州 CEO: John C. Thibault)のサーバ仮想化・管理ソフトウェア「Virtual Iron」のゲストOSとしてMIRACLE LINUXの動作検証を完了し、両製品を組み合わせたソリューションの販売とサポートを開始いたします。

 今回の協業により、両社はVirtual Iron上でMIRACLE LINUXのポテンシャルを最大限に引き出す高速化ドライバーを開発しました。これより両社は、企業のミッションクリティカル環境に適応可能な仮想化プラットフォームとして両製品を利用したソリューションの販売とサポートを相互の技術支援体制のもと、共同展開いたします。

 Virtual Ironは、仮想インフラストラクチャの管理機構を含めた仮想化技術を「79,800円/CPUソケット」の低価格で提供するプライスバリューの高いサーバ仮想化ソフトウェアです。本製品は、オープンソースのハイパーバイザーをベースに、IntelおよびAMDのハードウェアによる仮想化支援を最大限に活用することで、優れたパフォーマンスと拡張性を発揮します。Virtual Ironの仮想化技術は、サーバコンソリデーション、ラピッドプロビジョニング、稼働中の仮想サーバを異なる物理サーバ間で移動するライブマイグレート、システムの信頼性を高めるH/Aならびにディザスタリカバリ、データセンタのキャパシティ管理とポリシーベースの自動化など、他に類を見ない機能性を標準サービスとして提供します。製品は、昨年10月に出荷開始され、すでに国内の企業、ホスティングサービス事業者、ASP事業者など様々なお客様に導入されています。

 MIRACLE LINUXは、エンタープライズ環境でのOSとして、基幹システムやOracleなどのデータベースの利用を前提とした業務システムに求められる信頼性、可用性、安全性、拡張性、セキュリティを兼ね備えたエンタープライズLinuxサーバOSで様々な企業に導入されています。サポート面におきましても、ミラクル・リナックスにはLinuxのソースコードを解読できる技術者が多く在籍し高度な技術サポート・サービスを提供しております。

 なお、今回発表の製品は、本日より東京ビッグサイトにて開催されるNET&COM 2007 仮想化最前線2007の日商エレクトロニクスの展示ブースでデモンストレーションをご覧いただけます。

【お問い合せ先】

◆日商エレクトロニクス株式会社
 インフィニティ・コンピューティング営業統括部  斉藤 竜太
 TEL:03-3544-3496 e-mail : rsaito@nissho-ele.co.jp

◆ミラクル・リナックス株式会社
 営業・マーケティング部  中野 正彦
 Tel:03-5404-5041  e-mail:mktg@miraclelinux.com

【日商エレクトロニクスについて】http://www.nissho-ele.co.jp/
日商エレは、エンタープライズ・データセンタにおけるコンピューティングの経済性を追求するインフィニティ・コンピューティングのビジョンを掲げ、その具現化に取り組んでいます。インフィニティ・コンピューティングとは、企業内におけるユーティリティ・コンピューティングを、特定ベンダーの技術に縛られることなくコモディティ製品の組合せにより実現する次世代コンピューティング環境のコンセプトです。これにより、コンピュートリソースの処理量に応じたサーバ環境の動的変更の仕組みや、極めて処理能力の高い高性能クラスタ機能を提供します。

【ミラクル・リナックスについて】http://www.miraclelinux.com/
 ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」の開発および販売、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。
 また、2004年1月には、「Common(共通)、Collaboration(協調)、Contribution(貢献)」をコンセプトにもつ、アジアから発信する全く新しいソフトウェアビジネスプロジェクト「Asianux®(アジアナックス)」を立ち上げ、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」の共同開発に取り組んでいます。

*記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。