ミラクル・リナックス、国際セキュリティ評価基準(ISO/IEC 15408)の認証申請を完了- 年内に国内OSベンダーとして初の認証取得予定 IT投資減税の対象OSとしてユーザー企業のコスト削減に貢献 -
2006年8月8日
ミラクル・リナックス株式会社
ミラクル・リナックス、
国際セキュリティ評価基準(ISO/IEC 15408)の認証申請を完了
― 年内に国内OSベンダーとして初の認証取得予定
IT投資減税の対象OSとしてユーザー企業のコスト削減に貢献 ―
ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区東新橋、代表取締役社長 佐藤 武、以下ミラクル・リナックス)は、このたび、国際セキュリティ評価基準「ISO/IEC 15408 情報技術セキュリティ評価基準*1(以下、ISO/IEC 15408)」の認証取得のため、国内における審査機関である独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のセキュリティセンターに認証の申請を行い、国内のOSベンダーとして初めて、年内にも認証を取得予定であることを発表いたします。
「ISO/IEC 15408」は、情報技術セキュリティの観点から、情報技術に関連した製品やシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されているかを評価するための国際的なセキュリティ評価基準です。日本の情報処理ベンダーもこの規格に積極的に参画し、認証の取得によって安全性の高い製品やシステムの提供を推進しています。また「ISO/IEC 15408」の認証取得製品は、経済産業省が推進するIT投資減税(情報基盤強化税制*2)の対象にもなっており、国内の企業における「ISO/IEC 15408」認証の取得に拍車がかかっています。
このたびのミラクル・リナックスによる「ISO/IEC 15408」認証取得は、MIRACLE LINUXがセキュリティ面において外部からの攻撃に耐えうる、優れた堅牢性を保持していることの表われといえます。「ISO/IEC 15408」認証取得により、MIRACLE LINUXは国内をはじめ世界各国で通用するOSとして高く評価されることになり、今後は国家プロジェクトなどへの参画の機会が増加すると見込まれます。また、ユーザー企業にとっては、MIRACLE LINUX がIT投資減税の対象OSとなることにより、コスト削減の実現にもつながり、さらに安心して利用いただくことができます。
*1 「ISO/IEC 15408 情報技術セキュリティ評価基準」とは
情報技術セキュリティの観点から、情報技術に関連した製品やシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されているかどうかを評価するためのセキュリティ評価基準です。 欧米6ヶ国7機関で構成されるCCプロジェクトによって開発された共通基準(CC:Common Criteria)が基になっています。 1999年6月にISO/IEC規格として承認され、2000年7月にはJIS X 5070として制定されました。この規格によって、IT関連製品のセキュリティ機能は、様々な視点から系統的に評価できるようになりました。
*2 「情報基盤強化税制」とは
高度な情報セキュリティが確保された情報システム投資を促進し、情報基盤を強化するために、個人事業者または法人が平成18年4月1日から平成20年3月31日までの間に、特定の対象設備の取得などにより、国内にある個人事業者または法人の営む事業に利用した場合に、特別償却または税額控除を認めるものです。
ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」の開発および販売、マルチプラットフォームに対応したセキュアOS「MIRACLE HiZARD」や、24時間365日連続稼動を実現するクラスタソリューション「MIRACLE CLUSTERPRO」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。
■本件に関するお問合せ
ミラクル・リナックス株式会社
営業・マーケティング部 中野 正彦
Tel:03-5404-5041
E-mail:mktg@miraclelinux.com
*Asianux®は、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。