デルとミラクル・リナックス、Linuxのソリューション提供で協業― PowerEdgeサーバ、MIRACLE LINUX V4.0サポートおよびデルからのソフトウェアサポートの提供を開始 ―

デル株式会社（本社：川崎市幸区、代表取締役社長：浜田 宏、以下デル）とミラクル・リナックス株式会社（本社：港区東新橋、代表取締役社長：佐藤 武、以下ミラクル・リナックス）は、本日、デルの高性能サーバ製品「PowerEdge™（パワーエッジ）」シリーズと、ミラクル・リナックスの最新LinuxサーバOS「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」（以下MIRACLE LINUX V4.0）および「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」（以下MIRACLE LINUX V3.0）、さらにオープンソース・ソフトウェアを含む各種ソフトウェアを組み合わせたLinuxソリューション・ポートフォリオの提供で協業すると発表しました。

デルとミラクル・リナックスは、今回の協業により、Linux市場におけるPowerEdgeサーバの拡販と、「MIRACLE LINUX V4.0」および「MIRACLE LINUX V3.0」の採用を促進します。

今回の協業は、2005年8月にデルが開始したプログラム「デルISVアリーナ」によるものです。「デルISVアリーナ」は、ISVパートナーのパッケージとデルのサーバ製品を組み合わせたソリューションモデルを共同で開発し、未開拓顧客層へのビジネスを推進するためのISVパートナー支援プログラムです。同プログラムで認定されたISVパートナーには、デルのオンラインや営業スタッフを通じたソリューションモデルを拡販するための「マーケティング/プロモーション支援」、 ハードウェアの検証環境、ハードウェアを評価機特別価格で提供する「機器支援」を実施します。

デルは今後、ミラクル・リナックスに対し、PowerEdgeサーバで最新Linux OS「MIRACLE LINUX V4.0」の動作検証を行うための検証機を提供するほか、新製品についても順次動作検証を行って「MIRACLE LINUX V4.0」ベースの技術情報を開示し、エンドユーザやシステムインテグレータによるシステム構築を支援します。

さらにデルは、ユニアデックス株式会社（本社：江東区豊洲、社長：高橋 勉、以下ユニアデックス）とも協業し、「MIRACLE LINUX V4.0」とデルのPowerEdgeサーバ、およびPowerVault、Dell|EMCストレージといったエンタープライズ製品のサポートだけでなく、「MIRACLE LINUX V4.0」に関するソフトウェアサポートを、有償サービス（サービス名称：「Enterprise Support for MiracleLinux」)として提供します。

これら製品・サービス全般にわたる協業により、3社は「MIRACLE LINUX V4.0」を搭載したPowerEdgeサーバに、ファイルサーバ、データ保護、システム運用管理、データベース製品などの各種ソフトウェアを組み合わせたソリューション・ポートフォリオを共同で提供します。デルの技術コンサルティング部門「デル・プロフェッショナル・サービス（DPS）」がお客様の窓口となり、ハードウェアはもちろん、OSおよびアプリケーションソフトウェアのコンサルティングを含めたソリューションをお客様に提供します。

今回の協業により、デルが提供するソリューション・ポートフォリオは以下の3種です。

1. ミッションクリティカルソリューション(NEC CLUSTERPROおよびデータベース)
2. ファイルサーバ(Samba)
3. インベントリ管理とパッチ適用ソリューション(Net-ADM + Qloc)

3社は、上記以外にもデータベース統合、セキュリティ強化、アプリケーションサーバなどのポートフォリオを充実させ、デルの直販モデルの強みを活かしたLinux市場におけるエンタープライズビジネスを推進していきます。

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