メディア情報開発とミラクル・リナックス、Javaを利用したWebアプリケーション構築分野で協業― リッチクライアントフレームワーク「Visual Frame」の開発環境サーバOSとして「MIRACLE LINUX V4.0」を推奨 ―
2005年11月10日
メディア情報開発株式会社
ミラクル・リナックス株式会社
メディア情報開発とミラクル・リナックス、Javaを利用したWebアプリケーション構築分野で協業
― リッチクライアントフレームワーク「Visual Frame」の開発環境サーバOSとして「MIRACLE LINUX V4.0」を推奨 ―
メディア情報開発株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山田 隆信、以下メディア情報開発)と、ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 武、以下ミラクル・リナックス)は、Javaを利用したWebアプリケーション構築分野で協業することを本日発表いたします。
本協業により、メディア情報開発が販売しているJavaリッチクライアントフレームワーク「Visual Frame」およびサーバサイドで稼動するコンポーネントフレームワーク「Webtribe」の構築・稼働環境のOSとしてミラクル・リナックスの最新Linux製品「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」(以下「MIRACLE LINUX V4.0」)を推奨し、アプリケーション構築・稼働環境の拡充をはかります。
「Visual Frame」は、HTMLが主流となっている現在のWebアプリケーションに、高レベルなリッチクライアント機能を提供するためのクライアントJavaフレームワークです。ミッション・クリティカルなWeb基幹系業務システムを支えるクライアントアプリケーションには、クライアントサーバ(C/S)システムと同等の機能と操作性が求められています。
また、「Webtribe」は、限りなくノンプログラミング開発を追及しており、コンポーネント部品の組合せだけでJ2EEアプリケーションの構築を可能にした究極の次世代コンポーネント・フレームワークです。
メディア情報開発の「Visual Frame」および「Webtribe」は、初期投資コストと運用コストの削減に効果を発揮するLinuxプラットフォームにもいち早く対応しており、数多くの導入実績があります。また、ミラクル・リナックスは現在、日本常駐のカーネル技術者を活かしたサポート・サービスやプロフェッショナル・サービスの拡充により、基幹系システムなどのデータベースや業務アプリケーション用途におけるLinuxの利用拡大を促進しています。このたび、ミラクル・リナックスの技術力とサポートが高く評価され、Linux上におけるWebアプリケーション構築分野で協業することで合意しました。
このたびの協業の主な内容は以下の通りです。
- 共同動作検証および相互技術支援
メディア情報開発は、ミラクル・リナックスが提供するISV企業向け技術・マーケティング支援プログラム「With MIRACLE 2005」に登録しています。同プログラムを活用して、ミラクル・リナックスのLinux製品およびメディア情報開発の先進のJavaリッチクライアントフレームワーク「Visual Frame」並びに次世代コンポーネント・フレームワーク「Webtribe」に関する動作検証を共同で継続して実施します。 また、両製品で問題が発生した場合は、両社で協力して問題を解決していきます。
- マーケティング活動の共同推進
今後両社は協力して、提案案件の相互紹介や提案対象企業に関する情報共有を行います。また、共同セミナーの開催をはじめ、マーケティング活動や販売推進活動を共同で実施します。 メディア情報開発はプラットフォームとしてLinuxを重要視しており、今後も「MIRACLE LINUX」に対応した製品ラインナップを拡充していく予定です。
なお、ミラクル・リナックスとメディア情報開発は下記要領にて共同のセミナーを開催いたします。当セミナーでは、「MIRACLE LINUX V4.0」の製品紹介や「Visual Frame」「Webtribe」のデモンストレーションを交えご紹介いたします。
『Linuxでのリッチクライアントを利用したWebアプリケーション構築セミナー』開催概要内容 | Linux利用のメリットとクライアントの機能を拡張するリッチクライアントの開発手法のご紹介 |
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日時 | 12月2日(金) 13:30 ~ 17:30 (受付開始:13:00) |
会場 | ミラクル・リナックス株式会社セミナールーム(東京汐留) |
案内図 | http://www.miraclelinux.com/corp/about/map.html |
主催 | ミラクル・リナックス株式会社 |
共催 | メディア情報開発株式会社 |
特典 | ご参加の方全員に「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」の評価版CDを差し上げます。 |
詳細とお申込み | 終了しました |
- サーバー側アプリケーション資産の再利用が可能
J2EEフレームワーク/JSP、サーブレット、CGIからERPやメインフレームまで、事実上サーバー側のアプリケーションの種類を選ばないため、新規のシステム構築だけではなく、既存のアプリケーション資産を最大限に利用したシステム再構築が可能です。
- C/Sと同等の機能と操作性を限りなくノンプログラミングで開発可能(国際特許出願中)
リッチクライアントを実現するクライアントJava・フレームワークですので、複雑な入力チェックやイベントハンドリングなど一般のクライアントJava開発で必要とされる高度なプログラミング技術を習得する必要なく、パラメータ設定だけでシステム全体を組み立てます。
- Javaプログラムの高速稼動を実現する「Visual Frameエンジン」(国際特許出願中)
システムの稼動情報をすべてXMLのリポジトリ情報で管理する為、ネットワーク上を流れるのはトランザクションデータだけになり、複雑なアプリケーションを高速に実行させることを可能にします。
- JWSによる完全な差分管理
JWS(Java Web Start)は、アプリケーションの配布機能だけではなく、アプリケーションの起動時にシステムの差分情報を完全にチェックし、保守改訂情報を自動的にキャッチアップします。これにより、システム改訂を利用ユーザーに意識させることなく運用することが可能となります。
メディア情報開発株式会社について
メディア情報開発株式会社は、Java テクノロジを基盤にした先進的な技術を持つ IT ベンチャーとして、革新的なプロダクトの開発に取り組むと同時に、プログラムの実装作業工程を独自のソフトウェア開発プロセスとして統合し、「開発生産性」「システム品質の担保」「運用保守性」を極限まで追及しています。
ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」の開発および販売、マルチプラットフォームに対応したセキュアOS「MIRACLE HiZARD」や、24時間365日連続稼動を実現するクラスタ製品「MIRACLE CLUSTERPRO」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。ま た、2004年1月より、「Common(共通)、Collaboration(協調)、Contribution(貢献)」をコンセプトにもつ、アジア から発信する、「アジア市場に最適化し、信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」共同開発プロジェクト、「Asianux® (アジアナックス)」を展開しています。

メディア情報開発株式会社
東京Office システム営業部 担当 礒部 晃治
TEL:03-5157-0140
E-mail:webtribe-sales@mki.ne.jp
URL:http://www.mki.ne.jp
ミラクル・リナックス株式会社
マーケティング部 広報担当 石渡 美帆
Tel:03-5404-5038
E-mail:mktg@miraclelinux.com
*Asianuxは、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。