ユヒーロとミラクル・リナックス、Linuxによる運用・管理コスト削減を目的にサーバー監視分野で協業― データベース・サーバの運用・監視の強化とセキュリティ対策の向上を図る ―

株式会社ユヒーロ（本社：東京都大田区、代表取締役社長 伊藤寛之、以下 ユヒーロ）と、ミラクル・リナックス株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長 佐藤 武、以下 ミラクル・リナックス)は、ユヒーロが開発・販売するデータベース対応統合監視システム「HiTo!」（ハイトゥー）と、ミラクル・リナックスのLinux OS 製品「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」との組み合わせにより構築されたデータベース・サーバの運用・監視コスト削減とセキュリティ強化を目的に、協業することを本日発表いたします。

ミラクル・リナックスは創業より一貫して、企業の中核システムに対するLinux OSの採用を推し進めてまいりました。現在ではIAサーバの高機能化ならびに低価格化も後押しし、エッジサーバから情報・業務系システムを支えるデータベースに至るまで、広くLinuxが採用されるに至っています。特に、Linuxプラットフォーム上に構築したデータベース・サーバに対し、安定したシステム運用を目的とした監視・管理を必要とする顧客が急増しています。ユヒーロは、顧客のこのような要望に応えるため、商用データベースの代表であるOracleやオープンソース・データベースに対応した統合監視システム「HiTo!」を提供しています。

今回の協業により、ユヒーロとミラクル・リナックスは、相互に技術支援を行うとともに、「MIRACLE LINUX」に最適なデータベース・サーバ管理ソリューションの拡充を図ってまいります。さらに、サーバのセキュリティ・ソリューションを提供する弊社のセキュリティ製品「MIRACLE HiZARD」と連携したトータルなセキュリティ・ソリューションの拡充についても今後対応していく予定です。

このたびの協業の主な内容は以下の通りです。

1. 共同動作検証および相互技術支援
   

   ミラクル・リナックスのLinux製品およびユヒーロのデータベース対応統合監視システム製品に関する動作検証を共同で継続して実施します。
   既に、両社の製品の組み合わせによる動作検証を完了しています。顧客は安心して、企業システムを安定して稼働させるためのLinuxサーバを、より安価に構築する選択肢をユーザ様およびSIベンダへ提供できるようになります。また、ユヒーロは、ミラクル・リナックスが提供するISV企業向け技術・マーケティング支援プログラム「With MIRACLE 2005」への登録を完了しています。

2. マーケティング活動の共同推進
   

   両社製品を利用したデータベース管理・監視ソリューションの販売を拡大するため、提案案件の相互紹介や提案対象企業に関する情報共有などを行ないます。
   また、共同セミナーの開催をはじめ、マーケティング活動や販売推進活動を共同で実施します。

本協業の一環として、明日8月3日（水）、下記要領にてセミナーを開催いたします。

◇開催概要◇

今後も両社は、協業の成果として、企業に必要とされる運用・管理性に優れたLinuxサーバの管理ソリューションを提供できるよう取組んでまいります。