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ミラクル・リナックス、日本ブロードビジョンと戦略的提携Linuxにおけるエンタープライズ・Webアプリケーションの導入を推進―日本市場を皮切りに、中国を含むアジア市場への拡販を促進―

2005年2月3日
日本ブロードビジョン株式会社
ミラクル・リナックス株式会社

ミラクル・リナックス、日本ブロードビジョンと戦略的提携
Linuxにおけるエンタープライズ・Webアプリケーションの導入を推進
―日本市場を皮切りに、中国を含むアジア市場への拡販を促進―

  ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 武 以下、ミラクル・リナックス)と、日本ブロードビジョン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ジュセッペ小林 以下、ブロードビジョン)はLinux環境におけるエンタープライズWebアプリケーション分野において戦略的提携を締結したことを本日発表いたします。

  このたびの提携は、日本市場でのビジネスを皮切りに中国を含むアジア市場への販売拡大を視野に入れ、LinuxにおけるWebアプリケーション製品による、多彩なアプリケーションの導入による企業のLinux採用の促進をめざしています。本提携による成果の第一弾として、ミラクル・リナックスのLinux OS「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」上でブロードビジョンのWebアプリケーション・スィートが実現できることが確認されました。

  ブロードビジョンのWebアプリケーション・スィートは、プロセス、コマース、ポータル、コンテンツから成り、企業のビジネス要件を迅速にWeb上のシステムに展開することができるソリューションです。今後、両社は、それぞれのパートナ企業を含めた相互の技術支援や情報交換、トレーニング、さらに進んで、共同の営業活動や共同セミナーの開催等のマーケティング活動を通して提携の効果を高めていく予定です。

  また、ブロードビジョンは、本提携によるLinux市場での本年度の売上目標を5億円と設定しています。さらに、中国のレッドフラッグ社、韓国のハーンソフト社とミラクル・リナックス社が共同で開発するAsianux®(アジアナックス)への対応を足がかりに、中国をはじめとするアジア市場への拡販をめざしています。

  ミラクル・リナックスは、今回の提携により、UNIXシステムへの導入実績が多く、高い評価を誇るブロードビジョンの製品と連携し、Linuxによる大規模なWebアプリケーションシステムの構築を可能とします。さらに、高性能かつ信頼性の高いシステム環境と安定したサポートを提供することで、ミッションクリティカルな領域へのLinux導入や大規模なエンタープライズLinux市場の開拓およびUNIXからLinuxへの移行を支援します。

  ブロードビジョンは、今回の提携を大きなきっかけとして、Linux市場においてWebアプリケーション・スィート製品の拡販を進めていきます。これにより、ミラクル・リナックスのOSを導入する企業は、「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」ベースのWebアプリケーションシステムを簡単に短期間で構築できるようになります。

ブロードビジョンのエンタープライズWebアプリケーション
ブロードビジョンのWebアプリケーション・スィートは、企業のビジネス要件を迅速にWeb上のシステムに転換することができるソリューションを提供します。企業は、ブロードビジョンのソリューションを用いて、業務プロセスを低コストかつ短期間でWebアプリケーションに転換することができます。そして、顧客、代理店、および社員などの関係者が自分でWeb上から業務を遂行したり問い合わせを解決することによって、業務効率化、コスト削減、および顧客満足の向上が実現されます。

ミラクル・リナックス株式会社 代表取締役社長 佐藤 武氏は以下のように語っています。 「弊社が日中韓で共同開発する「Asianux®」は、「Common(共通)、Collaboration(協調)、Contribution(貢献)」をコンセプトに展開する「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」です。この最大のメリットは、検証作業にかかる負担と時間の軽減と、各国で同等の、顧客満足度の高いサポート・サービスを提供することが可能となる点です。今回の提携は、日本のLinux市場のみならずアジア市場の開拓と拡販を視野にいれたブロードビジョン社のLinux戦略に対し、Asianux®の最大限の価値を発揮できることを確信しております」

日本ブロードビジョン 代表取締役 ジュセッペ 小林は以下のように語っています。
「エンタープライズLinux市場は拡大を続けており、なかでもミラクル・リナックス社のAsianux®の伸びはめざましいものがあります。ブロードビジョンはこれまでもオープンソースへの対応を強化してきましたが、Asianux®への対応によって、販売機会のさらなる拡大が期待できます。ブロードビジョンのWebアプリケーションは、企業がビジネス要件を迅速にITシステムに転換することをサポートし、TCO削減と効果的なIT投資を実現します。今回の提携によって、日本のLinux市場における拡販に加え、Linuxが広く普及する中国をはじめとしたアジア市場の開拓と拡販に一層の弾みがつくと考えています。」

ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linux OS「MIRACLE LINUX」の開発および販売、マルチプラットフォームのホスト型不正侵入防止ソフトウェア「MIRACLE HiZARD」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供等、事業を幅広く展開しています。また、2003年12月に中国のレッドフラッグ社と提携して以来、アジアから発信する全く新しいOSS共同開発プロジェクト「Asianux®」を展開しています。2004年6月に「Asianux® 1.0」をリリース、10月には韓国のハーンソフト社が参画し、名実ともに日中韓3カ国による「高品質で高性能なアジア標準のエンタープライズLinux」の開発に取り組んでいます。

ブロードビジョンについて
ブロードビジョンは、エンタープライズWebアプリケーションをグローバルに提供しています。パーソナライゼーションを追及した、プロセス、コマース、ポータル、コンテンツからなる統合スィートは、Webチャネルでより多くのビジネスを処理し、多数のサイトを一元化されたポータル環境へ統合することにより、顧客企業の売上増加およびコスト削減を早期に実現します。ブロードビジョンのオープンで拡張性の高いエンタープライズ向けソリューションは、1,200以上の顧客(主に、Air France、Cardinal Health、Hewlett-Packard、Sears、Toyota、U.S. Air Force、Vodafoneなど)に導入され、約6,000万人のエンドユーザに対して、重要な役割を担うWeb環境にすぐれたパーソナライズ機能を提供しています。さらに詳しい情報はWebサイト http://www.broadvision.com/ をご覧ください。

日本ブロードビジョンについて
日本ブロードビジョン株式会社は米国ブロードビジョンの日本支社として1996年8月より業務を開始、2000年8月に米国ブロードビジョンの日本法人が設立されました。エンタープライズWebアプリケーションのグローバルプロバイダの日本法人として、プロセス、ポータル、コマース、コンテンツからなるブロードビジョン製品の販売およびサポート、グローバルサービスを提供しています。さらに詳しい情報はWebサイト http://www.broadvision.co.jp/ をご覧ください。

BroadVisionおよびBroadVision Processは米国またはその他の国々におけるBroadVision, Inc.の登録商標です。

■本件に関する報道関係お問合せ

ミラクル・リナックス株式会社
   マーケティング部  広報担当 石渡美帆
   Tel:03-5404-5038  Fax:03-5404-5051
   E-mail:mktg@miraclelinux.com

日本ブロードビジョン株式会社
   マーケティング 田中典子
   Tel:03-5774-0851  Fax:03-5774-0819
   E-mail:noriko.tanaka@broadvision.com

日本ブロードビジョン広報事務局:株式会社トークス
   担当:坂本、大越
   Tel:03-3261-7715  Fax:03-3261-7174
   E-mail:broadvision@pr-tocs.co.jp