ミラクル・リナックスと日本ネットアップ社、NASに対応した高可用性クラスタソリューションの提供で協業―クラスタ導入コンサルティングを拡充し、Linuxによるクラスタ市場を牽引―

ミラクル・リナックス株式会社（本社：東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長 佐藤武）およびNetwork Appliance, Inc. （ネットワーク・アプライアンス社、以下「NetApp《ネットアップ》 社」、NASDAQ： NTAP）の日本法人、日本ネットワーク・アプライアンス株式会社（本社：東京都港区新橋2-5-5、代表取締役社長：鈴木康正）はNAS環境による高可用性クラスタソリューションの提供に向けて協業することを本日発表します。

このたびミラクル・リナックスが11月10日に出荷を開始する、高可用性クラスタ製品の最新版「MIRACLE CLUSTERPRO V3.0 Update1」にNAS対応モジュールが同梱されたことを期に、新たにクラスタ分野における協業を開始します。すでにネットアップのNetApp FASシリーズでの動作検証を両社共同で実施し、NetApp FASシリーズをクラスタ環境における動作検証済みのNAS製品として認定いたしました。この認定により、これまでNAS環境による高可用性ソリューションを求めていた顧客に対し、新しいLinuxクラスタソリューションが提供できるようになります。 両社は2003年9月18日に大規模Linuxシステムにおける提携を発表して以来、NetAppストレージのユーザ向け技術支援とマーケティング活動を共同で実施しており、今後もエンタープライズLinux市場の開拓に取り組んでいきます。この度の主な協業内容は以下の通りです。

1. 共同動作検証および相互技術支援
   ミラクル・リナックス社のクラスタ製品およびネットアップ社のストレージ製品に関する動作検証を共同で継続して実施し、ユーザ企業に対するデモなども共同で行なっていきます。
2. マーケティング活動の共同推進
   「MIRACLE CLUSTERPRO」を利用した高可用性クラスタソリューションの販売を拡大するため、提案案件の相互紹介や提案対象企業に関する情報共有などを行ないます。また、共同セミナーの開催や展示会での協力をはじめ、マーケティング活動や販売推進活動を共同で行ないます。

さらに、ミラクル・リナックス社は、オラクル社などのデータベース・サーバやメールサーバ、SambaとOpenLDAPの組み合わせによるファイル・サーバやドメインサーバなど、企業のビジネスに密接に連携し、24時間連続稼動が要求される重要なサーバの可用性を実現するための導入コンサルティングを提供開始します。