ミラクル・リナックス、システムを常に最新の状態に保つ自動アップデートツールの提供開始―修正プログラムを自動的にシステムへ適用し、セキュリティ対策とシステムメンテナンスのコスト削減を実現―

ミラクル・リナックス株式会社（本社：東京都港区赤坂 代表取締役社長：佐藤武、以下ミラクル・リナックス）は、セキュリティ対策やシステムメンテナンスにかかる時間・労力・コストを大幅に削減し、システムを常に最新の状態に保つ自動アップデートツール、「mlupdater（エムエルアップデーター）」の提供を開始することを本日発表します。

このたび発表した「mlupdater」は、LinuxサーバOS「MIRACLE LINUX」に含まれているソフトウェア・パッケージのセキュリティホールやバグなどの不具合を修正したプログラム（アップデート・パッケージ）を、自動的にミラクル・リナックスのサイトからダウンロードしてシステムに適用するシステム管理者用のツールです。

従来、セキュリティホールやバグなど不具合が発見され修正された場合、ミラクル・リナックスのサイトに修正プログラムが公開され、MIRACLE LINUX製品を購入した顧客は手動で修正プログラムをダウンロードし、プログラムの依存関係を確認しながらシステムに適用しなければなりませんでした。この「mlupdater」を利用することで、修正プログラムの入手からシステムへの適用、更新が必要な項目の選択など、通常ユーザーが手動で対話的に行なう操作を大幅に簡略化でき、常に最新のシステム状態を維持することができます。

また、モジュールの依存関係に対する問題や不安要因も自動的に解決し、推奨項目を設定する機能により、ユーザーの利用状態に合わせた最適な修正プログラムを適用できます。「mlupdater」は、これまで困難とされたシステムメンテナンスを誰でも容易に実行でき、常に高品質かつ信頼性と安定性の高いOS環境を維持し続けることが可能です。

自動アップデートツール「mlupdater」の概要は以下のとおりです。

• 自動アップデート機能
  • 修正プログラムを自動的にダウンロードしてシステムに適用します。ユーザーが対話的に操作する必要なく、システムを常に最新の状態に保ちます。
  • モジュールの依存関係を自動的に解決し、システムに適用します。
• 手動アップデート機能
  • ユーザが対話的に適用するプログラムを選択・操作し、修正プログラムをダウンロードしてシステムに適用します。
  • モジュールの依存関係を自動的に解決して、修正プログラムを適宜適用します。
• 配布サーバ機能
  • 修正プログラムをサイトの代表サーバが自動的にダウンロードして、サイト内にある複数のシステムに配布・適用します。ユーザーが対話的に操作する必要なく、最低限のネットワーク負荷で同一ネットワーク内にある、複数のシステムを常に最新の状態に保ちます。
  • モジュールの依存関係を自動的に解決し、システムに適用します。

• MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1（Update3も含む）
• MIRACLE LINUX V3.0 ‐ Asianux Inside

• インストール後、90日間は使用可能です。
• 利用継続の場合、ノードごとに有償サポート「プロダクトサポート」または「アップデートサポート」の締結が必要です。