ジクー・データシステムズ、位置・空間情報基盤「Quadrix Platform」の「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」への対応を完了―地理情報システム(GIS)エンジンとして他社に先駆けて対応・Linuxクライアント版もリリース―
2004年7月15日
ジクー・データシステムズ株式会社
ミラクル・リナックス株式会社
ジクー・データシステムズ、位置・空間情報基盤「Quadrix Platform」の「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」への対応を完了
―地理情報システム(GIS)エンジンとして他社に先駆けて対応・
Linuxクライアント版もリリース―
ジクー・データシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区西神田3-8-1 代表取締役社長:竹内良一、以下ジクー・データシステムズ)とミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長:佐藤 武、以下ミラクル・リナックス)は、ジクー・データシステムズが開発・販売している、位置・空間情報システム構築用パッケージ・ソフトウェア「Quadrix Platform」(クアドリクス・プラットフォーム)が「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」(ミラクル リナックス バージョン3.0 アジアナックス インサイド)に対応したことを発表します。
「Quadrix Platform」は、リアルタイムのGPS(全地球測位システム)情報やデジタル地図など大容量の位置・空間情報を時系列で格納し、配信を含めた大規模処理を可能とする、基盤ソフトウェアです。従来型の地理情報システム(GIS)とは異なり、ユビキタスコンピューティングに対応して、携帯電話・PDA・PCなど多様な端末特性に応じた最適化処理をして各端末に配信するアーキテクチャを採用している点に「Quadrix Platform」の大きな特長があります。
ジクー・データシステムズは、従来から対応している「MIRACLE LINUX V2.1」に加えて、今回「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」への対応を完了しました。これにより、位置・空間情報システムやGISのサーバ基盤として、他社に先駆けてMIRACLE LINUX V3.0を活用する事が可能になりました。
加えて、クライアント環境としてのLinux利用が始まっていることから、Linuxクライアント版もリリースしました。
ジクー・データシステムズとミラクル・リナックスでは今後「Quadrix Platform」を利用して、GPS機能付き携帯電話と配送システムを連携させた企業向けの物流ソリューションや、官公庁・自治体での施設管理システムや防災システムなどのソリューションを提供していく予定です。
ジクー・データシステムズ株式会社について
位置・空間情報を扱うソフトウェア、システムを開発・販売する会社として、日本オラクル株式会社との戦略パートナーシップのもと、三菱商事株式会社の出資により2002年3月に設立されました。従来眠っていた「位置情報」を活用することができる自社開発のQuadrix Platformをシステムインテグレータ、エンドユーザに販売しており、携帯電話キャリア、自動車会社、官公庁で実績があります。今後は既に実績のある分野に加えて、放送、物流、流通など位置情報の活用可能性の高い分野にも事業展開していく予定です。URL: http://www.jicoux.com
ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linux OS「MIRACLE LINUX」の開発および販売、マルチプラットフォームのホスト型不正侵入防止ソフトウェア「MIRACLE HiZARD」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供等、事業を幅広く展開しています。
■本件に関する報道関係お問合せ先
ジクー・データシステム株式会社
事業戦略部 吉成雄一郎
Tel:03-3556-3003
ミラクル・リナックス株式会社
マーケティング部 広報担当 石渡美帆
Tel:03(5562)8300
E-mail:mktg@miraclelinux.com