ＮＥＣとミラクル・リナックス、クラスタ分野の提携関係を強化－MIRACLE CLUSTERPRO - Asianux Inside を6月30日（水）より出荷開始－

  ミラクル・リナックス株式会社（本社：東京都港区赤坂４－１－30　代表取締役社長：佐藤　武、以下 ミラクル・リナックス）は、日本電気株式会社（本社：本社:東京都港区､代表取締役社長:金杉 明信　以下 NEC）とクラスタ分野での提携関係を強化し、高可用性クラスタソフトウェア「CLUSTERPRO」のOEM契約に基づき、パッケージ新製品「MIRACLE CLUSTERPRO - Asianux Inside」(以下 MIRACLE CLUSTERPRO)をワンストップサポートと共に6月30日（水）より出荷開始します。

  ミラクル・リナックスは、以前よりLinuxサーバOS「MIRACLE LINUX」と「CLUSTERPRO」を組み合わせたクラスタソリューションとして、「MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO」を販売しており、多くの実績を重ねてきました。今回の提携強化により、ミラクル・リナックスは、「MIRACLE CLUSTERPRO」を自社製品と同等の製品と位置付け、両製品の最新版「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」（以下 MIRACLE LINUX V3.0）と「CLUSTERPRO Ver3.0」を一つに同梱したクラスタパッケージ製品「MIRACLE CLUSTERPRO」を提供していきます。またNECは、他社に先駆けて「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」の動作検証やベンチマークテストを行うと共に、ミラクル・リナックスのワンストップサポートを強力に支援していきます。

  「MIRACLE CLUSTERPRO」は、Linuxサーバをクラスタ構成にすることで、高可用性を付加するパッケージ製品です。同製品は、品質を徹底追求したMIRACLE LINUX V3.0をベースとし、メモリ処理やスケジューラの改善により高負荷時の処理性能を大幅に向上すると同時に、従来の製品「MIRACLE LINUX with CLUSTERPRO」からパッケージング構成を再編成し、より簡便に導入が行えるようにいたしました。また拡大する大規模環境でのLinuxクラスタシステムの需要に応え、最大プロセッサ32CPU、最大メモリ64GBのサーバまでサポートしており、拡張性の高いクラスタシステムの構築が可能です。更に、MIRACLE LINUX V3.0は、CLUSTERPROが対応するジャーナルファイルシステムであるXFSをサポートしているため、システム復旧の時間を大幅に短縮し、より安定した連続運用ができます。サポートにおいても、OSとクラスタソフトウェアの一括サポートを提供しているため、障害が起きた場合でも、顧客は問題の切り分けを行う必要なく、安心してクラスタシステムを運用することができます。

  ミラクル・リナックスとNECは、今後もLinux市場において共同で高いコストパフォーマンス、負荷の高いシステムを求める顧客へ信頼性の高い製品、安定したサポートを提供し、ミッションクリティカルの領域においてもLinux市場をよりリードしていきます。

【MIRACLE CLUSTERPRO】

MIRACLE CLUSTERPROの製品詳細については、以下ＵＲＬをご参照ください。 http://www.miraclelinux.co.jp/products/etc/clusterpro/