ミラクル・リナックスと日本ストラタス、セキュリティ分野で戦略提携強固なセキュリティ基盤をもつ高信頼性サーバを提供開始

  2004年3月2日（東京）発 －ミラクル・リナックス株式会社（本社：東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長　佐藤武 以下ミラクル・リナックス）と、日本ストラタステクノロジー株式会社（本社：東京都千代田区　代表取締役社長：長井正利）は本日、強固なセキュリティと高信頼性分野において、戦略提携したことを発表します。今回の提携により、ミラクル・リナックスが提供するホスト型不正侵入防止ソフトウェアMIRACLE HiZARDと、ストラタスのWindowsR OS搭載の無停止型IAサーバftServerR　両製品の組み合わせにて、今までにないセキュアで高い信頼性を併せもつシステム環境をご提供いたします。また、販売提携、技術検証、マーケティング活動を含めて両社協業体制を一層強化し、ユビキタス時代の先進ITソリューションとして市場の拡大を目指します。

  インターネットの広がりにより、企業や自治体においての多くの業務がIT化され、それらの情報システムに対する、ウィルスや悪意のあるハッキングなどによる被害が広がっています。また、その情報価値に対する内部関係者の情報漏洩も頻繁に発生しております。個人情報保護法の制定などもあり、これらの情報価値に対する外部・内部からのセキュリティ脅威への対策は、企業・自治体において不可欠な要素となりつつあります。今回の日本ストラタステクノロジーとの提携により、MIRACLE HiZARDの、サーバOSプラットフォームでのアンチハッキング及びアクセス制御機能がftServerの連続可用性をOSセキュリティの面で強固に補完し、より堅牢性を備えたシステムの構築が可能となり、特に金融機関やキャリアグレード分野において、本ソリューションが採用されると期待しております。

  日本ストラタステクノロジーは創業以来、無停止型（フォールト・トレラント）システムの提供に特化し、99.999％以上という最高水準の可用性を実証してまいりました。特に、2001年7月より全世界で販売を開始したWindowsベースのftServerは、オープンなシステム環境化で、その独自技術を高く評価いただき、お取引分野は日々拡大しております。近年、巧妙なハッカーによる不正侵入が増発するなか、ビジネスの継続性とともにその対策は不可欠な要素となっておりますが、今回のミラクル・リナックスとの提携によって、お客様へよりセキュアで堅牢なシステム環境の提供が可能となりました。急速な需要の高まりをみせるIPテレフォニ-分野^（注）のみならず、セキュリティと信頼性という表裏一体のお客様のニーズに応えるIT基盤として、MIRCLE HiZARDとftServerの組み合わせは絶大なる安心と信頼を得、導入決定の大きな要因になるものと期待されます。

[本提携の優位性について]

1. 最先端のセキュリティ技術を搭載したソフトウェア「MIRACLE HiZARD」と最高水準の信頼性を持つハードウェアプラットフォーム「ftServer」との組み合わせにより、セキュリティと信頼性を兼ね備えた、セキュアなシステム基盤を提供。
2. オープンシステム上で課題となる、システムの連続稼動とサーバへの攻撃からの不安を払拭。絶対的な安心と信頼性をオープンな環境下で実現します。
3. ミラクル・リナックス「MIRACLE HiZARD」に搭載されたGUI管理ツールにより、サーバの管理負担を大幅に軽減。さらに、ストラタス「ftServer」の独自アーキテクチャがもたらす、開発経費、運用負担の軽減により、堅牢でセキュアなビジネス基盤でありながらコストの優位性をもたらします。

[目標販売台数]

[ミラクル・リナックスについて]

[ストラタスについて]

製品解説

ミラクル・リナックス、MIRACLE HiZARD：

ストラタス、ftServerファミリ：