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ミラクル・リナックス、度上期の売上 対前年比86%増を達成-Linuxオペレーティングシステムの伸びが好業績を牽引-

2004年1月29日
ミラクル・リナックス株式会社

ミラクル・リナックス、2004年度上期の売上 対前年比86%増を達成
-Linuxオペレーティングシステムの伸びが好業績を牽引-

  ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長 佐藤武 以下ミラクル・リナックス)は、2004年度上半期(2003年6月~2003年11月)における対前年比86%増の売上高を達成し、2003年度下半期より通算12ヶ月間(2002年12月~2003年11月)の月間黒字を達成したことを発表いたします。

  2004年度上半期、Linuxサーバオペレーティングシステム、「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1」の出荷本数は、対前年比51%増となり、業界平均を上回る伸び率を記録しました。特に、業種別では、製造、流通などの顧客に加え、金融、地方政府などの分野における需要が拡大しています。これに伴う、プロフェッショナルサービス(サポート・コンサルティング)では、対前年比92%増の売上を達成しています。

  ミラクル・リナックス 代表取締役社長 佐藤武は「製品やサービスに対するユーザやパートナ様からの需要を反映して、予想以上の結果を残すことができました。ミラクル・リナックスは、今後もより付加価値の高い製品とサービスの提供、そしてアジアにおけるエンタープライズLinuxの拡大をし、これらで培うノウハウを用いたセキュリティソリューション事業、プロフェショナルサービス事業も拡大していく予定です。」と述べています。

  ミラクル・リナックスは、今年、次期バージョンMIRACLE LINUX V3.0の出荷を予定しており、従来からのエンタープライズシステムにおける安定性はもちろん、エッジサーバ向けの機能強化、ISP向けの機能強化、開発者向けモジュールのサポート強化、日本語環境の強化を中心に機能強化します。これらにより,官公庁をはじめ、幅広い分野、用途におけるLinuxの利用が広がると見込んでいます。

  更に、アジア市場におけるLinux採用が加速していることから、信頼性の高い標準的な統一エンタープライズLinux OSの需要がアジアで高まると予測し、中国最大大手LinuxディストリビューションRed Flag Software Co., Ltd(レッドフラッグソフトウェア)との戦略提携を2004年1月7日発表しました。今後は、日本市場だけではなく、アジア市場全体をターゲットとし、次期バージョンMIRACLE LINUX V3.0のベースとなる統一Linux(Asianux)の共同開発とエンタープライズLinux市場拡大を推進していきます。

  また、新たに2003年10月より「MIRACLE HiZARD」(ミラクル ハイザード)の出荷を開始し、これまでのオペレーティングシステム開発で培ったノウハウを組み合わせ、企業向けセキュリティソリューションを提供しています。

  ミラクル・リナックスは、2006年度までの3ヵ年経営計画をまとめた中期経営計画「Miracle Linux Innovation toward 2006」を2003年6月に策定しています。本経営計画は、2004年度より2006年度までの売上高、利益目標と、それを実現するための事業戦略をまとめたものです。Linuxディストリビューション事業、セキュリティソリューション事業、プロフェショナルサービス事業を中核事業と位置付けており、「Customer First」(顧客第一主義)をスローガンとし、2006年度5月期(計画最終年度)までの売上高年平均成長率50%、2006年度5月期の営業利益率15%の達成を目標としています。

本件に関する報道関係お問合せ

ミラクル・リナックス株式会社
  戦略事業推進室 児玉
  Tel:03-5562-8300
  Fax:03-5562-8306
  E-mail:mktg@miraclelinux.com