モリサワ 「GlyphGate」とミラクル・リナックス、Linux分野とセキュリティ分野での協業体制を推進
2004年1月28日
株式会社モリサワ
ミラクル・リナックス株式会社
モリサワ 「GlyphGate」とミラクル・リナックス、
Linux分野とセキュリティ分野での協業体制を推進
株式会社モリサワ(本社:大阪府大阪市浪速区敷津東2-6-25 代表取締役社長:森澤嘉昭、以下 モリサワ)とミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長:佐藤武、以下 ミラクル・リナックス)は両社のビジネス拡大と協力体制の強化を目的として、モリサワが開発・販売中のWebサーバ用プラグインソフト製品「GlyphGate(グリフゲート)」と Linux業務アプリケーション分野において、特に「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1」(ミラクル リナックス スタンダードエディション)上での協業体制を強化し、両社製品間での検証テスト、並びにマーケティング活動を始めとして、当該分野での事業を共同で行っていくことで合意しました。
現在、Linux サーバ OS は、企業システムにおいて急速に採用が進んでおり、その用途は、高い信頼性と可用性が要求される基幹システムにまで拡大しています。これに伴い、Windows、UNIX 同様に、もう一つの選択肢としてLinux プラットフォーム上での表現力のあるシステム構築を要求する顧客ニーズが急速に高まっています。
モリサワが販売する「GlyphGate(グリフゲート)」は、表示に必要な文字をコンテンツに添付して配信するサーバソフトウェアです。このソフトウェアを使うことにより、閲覧するコンピューターに搭載されていない書体や文字を表示することができます。 最近では多くのシステムアプリケーションがWeb上で稼動しますが、テキスト表現の問題として、デザイン重視の見出文字や外字は閲覧する側のコンピューターに登録されていないフォントを利用するため文字を画像化する作業が必須でした。この作業は手間がかかるばかりでなく、プリントすると他の文字よりも品質が劣る、ダイナミックコンテンツでの利用が難しい、検索されない、読み上げソフトに対応しないなど多くの問題を抱えていました。
「GlyphGate」を利用することにより、Webデザインの効率を向上させ、高品質なモリサワフォントによる自由なデザインの実現及び豊富な外字の取扱い機能を提供し、また、別途Oracle, PostgreSQLなどのデータベースを利用したWebシステムでの外字の入力、検索、閲覧機能を提供します。
ミラクル・リナックスでは、e-Japan をはじめとする官公庁、自治体向けのソリューションにおいて、「MIRACLE LINUX」と「GlyphGate」を組み合わせることにより、Linuxサーバにおいて外字も含めたテキストの表現力の強化を実現します。
また、本件に関する協業により、「GlyphGate」は、ミラクル・リナックスが出荷しているOSレベルでのセキュリティ強化ソフトウェア「MIRACLE HiZARD」との組み合わせての提供も可能となります。これにより、内部情報漏洩を強力に防止するアクセス制御を行うこととなり、より一層セキュリティ性の高い環境でのシステムを運用が実現できます。
さらに今回の協業により、モリサワでは、「GlyphGate」を 「MIRACLE LINUX」次期最新バージョン にも対応させ、Linuxプラットフォーム上においても、お客様により信頼性の高い安定した環境をミラクル・リナックスのサポートにより提供してまいります。
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