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日本エフ・セキュアとミラクル・リナックス、Liunxセキュリティ分野で戦略提携

2003年5月7日
日本エフ・セキュア株式会社
ミラクル・リナックス株式会社

日本エフ・セキュアとミラクル・リナックス、
Liunxセキュリティ分野で戦略提携

 日本エフ・セキュア株式会社(本社:川崎市川崎区東田町8、代表取締役社長 渡邊宏)とミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長 藤城薫)は、e-Japan 推進において採用が広がっているLinuxのセキュリティ対策で戦略提携し、開発や技術検証、サポート、マーケティング活動、情報交換等を共同で行うことに合意しました。

 Linuxは国内市場で急速に浸透しつつあり、e-Japan推進による中央政府や地方自治体における採用、企業基幹業務システムでの採用が進んでいます。このような状況において、ウィルス対策を始めとしたセキュリティ対策を万全にし、高度な信頼性を備えたLinuxシステム構築環境を提供することが求められています。

 今回の提携は、上記背景をもとに、日本エフ・セキュアのウィルス対策ソフト「F-Secureアンチウィルス Linuxサーバ版」を、長期にわたりOSのサポートを提供する「MIRACLE LINUX」上で展開し、信頼性と安全性の高いLinuxシステム環境を共同で提供していくことを目的としています。また、ミラクル・リナックスは、ファイル共有の機能をもつオープンソフト「Samba」のセキュリティ対策にも取り組み、「F-Secure アンチウィルス Linuxサーバ版」の「リアルタイム監視機能」に必要となるソフトウェアを「MIRACLE LINUX」製品に取り込むなど、日本エフ・セキュアとの技術面での協力を展開する予定です。これにより、Linuxサーバ「MIRACLE LINUX」、アンチウィルスソフト「F-Secureアンチウィルス Linuxサーバ版」、そしてオープンソフトウェア「Samba」の組合わせによる安全性の高いシステムの構築を実現します。

 F-Secureアンチウィルス Linuxサーバ版は、Linux、Windows、MS-Office、DOSウィルスに対応し、ウィルス定義ファイルの自動更新、時間指定またはアプリケーション組込みによる自動ウィルスチェックを提供します。F-Secureウィルス研究所は、24時間体制で最新ウィルスに対応しており、業界唯一ウィルス定義ファイルを1日2回提供しています。

 両社は今後の協力により、技術面でのLinuxセキュリティ対策の促進はもちろん、Linuxに関するサポート力の充実を図ります。また、コストパフォーマンスと安全性の高いLinuxシステム環境を提供することで、Linux市場をより一層活性化、拡大します。

日本エフ・セキュア株式会社について
フィンランドのデータセキュリティ・ベンダF-Secure社の100%現地法人で、日本におけるF-Secure社製品の企画、販売、サポートを行っており、主要製品『F-Secureアンチウィルス(TM)』は、日本で100万ライセンスの販売実績があります。Linuxのサーバ、ゲートウェイによるアンチウィルス・ソリューションを拡充し、市場への浸透を図っています。

ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linux サーバOS関連製品とサービスの専門事業会社として2000年6月より業務を開始し、Linux OSの開発および販売、オラクルのLinux版ソフトウェア製品の販売、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供等を中心に、幅広く事業を手がけていきます。

■本件に関するお問合せ先:

日本エフ・セキュア株式会社
 営業部  長澤 守洋
 電話:044-230-2223
 FAX:044-230-2228
 URL:http://www.f-secure.co.jp

ミラクル・リナックス株式会社
 製品本部 マーケティング部  渡辺 雅子
 電話:03-5562-8300
 E-Mail:mktg@miraclelinux.com