ミラクル・リナックス、サーバーセキュリティ基盤となる MIRACLE HiZARD を市場へ投入~Linux版より順次 UNIX版、Windows版を年内提供~
2003年10月27日
ミラクル・リナックス株式会社
ミラクル・リナックス、サーバーセキュリティ基盤となる MIRACLE HiZARD を市場へ投入
~Linux版より順次 UNIX版、Windows版を年内提供~
ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社 長 佐藤武)は、外部からの不正アクセスや内部からの情報漏洩に対して、 サーバを守るソフトウェア「MIRACLE HiZARD V2.5 for Linux(MIRACLE LINUX版)」(ミラクル ハイザード)を本日より出荷開始いたします。同製 品を「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1」(ミラクル リナックス スタ ンダードエディション)と組み合わせる事によって、セキュリティに対して も強固な基盤として、e-Japan をはじめとする官公庁、自治体案件、さらに は金融機関に対して、LinuxサーバOSの本格的な展開を可能とします。
「MIRACLE HiZARD V2.5」は、内部や外部からの不正侵入を強力に防御する最 先端のIPS(不正侵入防止システム)セキュリティソフトウェアです。オープ ンシステムの中核となった Linux, UNIX, Windowsの各種プラットフォームに、 最先端のセキュリティ技術を付加し、運用性を劣化させることなく、信頼性、 安全性を強化します。その基盤となる主な特長は以下の通りです。
- アンチハッキング機能により乗っ取りを防御
既知の攻撃はもちろん、未知の攻撃やBOF(バッファオーバーフロー)攻撃を
強固に防御し、攻撃事象と防御したことを直ちに管理コンソールへ通知します。
セキュリティホールが発見され、修正パッチが適用されるまでに行われる攻撃
を防ぐことも可能です。これにより、緊急の修正パッチも計画的に適用するこ
とが可能となりますので、運用管理者の負担を大幅に軽減できます。
- 扱いやすく強固なアクセスコントロールで情報漏洩を防御
ファイルシステム、デバイス、プロセスに対するアクセスコントロールをOSレ
ベルで制限し、監視機能を強化します。OS の最上位のシステム管理者であっ
ても読み書きができないように設定する事が可能となります。また、RBAC
(ロールベース・アクセスコントロール:役割によるアクセスコントロール)
により、アクセスコントロールを容易に管理することができます。
- GUI管理ツールによる容易な操作と帳票出力の提供
MIRACLE HiZARD Manager により GUI管理コンソールから複数台のサーバに
対してアンチハッキングの設定、RBACの設定など様々な設定を容易に行えま
す。MIRACLE HiZARD Managerと各サーバ間の通信は暗号化により傍受を防ぎ
ます。また、MIRACLE HiZARD Reporterにより、GUIを通して運用管理報告書
を自動作成できますので、サーバに対するセキュリティ状況を的確に把握す
ることが可能です。
- 主要アプリケーションとの連携動作検証 Webサーバ「Apache」・「PHP」と「Oracle9i Database」をはじめとする主 要なソフトウェア製品やファイルサーバの機能をもつ「Samba」などのオー プンソースのソフトウェアとの連携動作検証を行い、既存環境にそのまま追 加して利用できます。
製品名 | MIRACLE HiZARD V2.5 for Linux(MIRACLE LINUX版) | ||||||||||||||
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出荷日 | 10月27日(月) | ||||||||||||||
標準価格 | 1サーバー(1ノード) 単位での販売、CPU搭載数による価格付け
※Red Hat Linux7.3版は年内出荷予定、Red Hat Enterprise Linux2.1版は来年初頭予定 | ||||||||||||||
販売形態 | 全国の MIRACLE HiZARD販売代理パートナーでの取り扱い | ||||||||||||||
技術サポート |
無償サポート
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■本件に関するお問合せ先:
ミラクル・リナックス株式会社