住商情報システム「ProActive」とミラクル・リナックス、Linux業務アプリケーション分野で協業体制を強化

住商情報システム「ProActive」とミラクル・リナックス、
Linux業務アプリケーション分野で協業体制を強化

  住商情報システム株式会社（本社：東京都中央区晴海1-8-12　取締役社長 中川惠史、以下 住商情報システム）とミラクル・リナックス株式会社（本社：東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長：佐藤武、以下 ミラクル・リナックス）は両社のビジネス拡大と協力体制の強化を目的として、住商情報システムが開発・販売中の中堅企業向けERPパッケージ「ProActive」のLinux業務アプリケーション分野において、協業体制を強化し、両社製品間での検証テスト、並びにマーケティング活動を始めとして、当該分野での事業を共同で行っていくことで合意しましたので、お知らせ致します。

  現在、Linux サーバ OS は、企業システムにおいて急速に採用が進んでおり、その用途は、高い信頼性と可用性が要求される基幹システムにまで拡大しています。これに伴い、Windows、UNIX 同様に、もう一つの選択肢としてLinux プラットフォーム上での基幹業務システム構築を要求する顧客ニーズが急速に高まっています。

  住商情報システムでは、４年前より基幹業務パッケージ「ProActive」において、Linux対応を行ってきました。Linux対応の更なる強化を図るため、企業システムのLinuxサーバOSとして多くの実績を有し、オラクルデータベースとの親和性、オラクル製品に対する技術サポート体制が充実しているミラクル・リナックスと協業体制の強化で合意に至りました。昨今加速しているLinux採用状況をふまえ、今回、Windows、Unixと同様に、Linuxに関しても戦略的プラットフォームとして位置付けます。また、本件に関する協業により、「ProActive」はミラクル・リナックスが本年10月末より出荷を予定しているOSレベルでのセキュリティ強化ソフトウェア「MIRACLE HiZARD」への強力な対応が可能となります。これにより、内部情報漏洩を強力に防止するアクセス制御を行うことが可能となり、より一層セキュリティ性の高い環境にて業務システムを運用することが実現できることとなります。

  「ProActive」は、住商情報システムが自社開発した製品で、主に中堅企業をターゲットに１９９３年４月に発売開始以来、導入企業２千６百社を超える統合型基幹業務アプリケーションパッケージです。
「ProActive」は日本特有の商習慣に対応するよう処理機能が充実し、また、複雑なマスタ設定の必要が無く短期間での導入が実現できます。

  今回の協業により、住商情報システムは、「ProActive」を 「MIRACLE LINUX」次期バージョン にも対応し、Linuxプラットフォーム上においても、お客様により信頼性の高い安定した環境をミラクル・リナックスのサポートにより、提供することができます。また、ミラクル・リナックスは、「MIRACLE LINUX」を採用するお客様に対しても、オラクルデータベースに加え、住商情報システムのサポートにより基幹業務システムを安心してご利用頂くような環境を提供することが可能となります。

  また、住商情報システムとミラクル・リナックスは、2003年11月19日(水)に「成長企業のための情報化戦略セミナー～高いセキュリティとコストパフォーマンスを両立する基幹システム構築モデル編～」を開催します。
詳しくは、http://proactive.jp/ をご参照ください。