Oracle9i Release2対応キットを無償提供開始～ MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 を Oracle9i Release 2 に正式対応と同時に機能拡張 ～

ミラクル・リナックス、Oracle9i Release 2 対応キットを無償提供開始
～ MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 を
Oracle9i Release 2 に正式対応と同時に機能拡張 ～

　ミラクル・リナックス株式会社（本社：東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長：藤城薫）は、業務システム向けビジネスサーバ OS 「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1」を対象に、「Oracle9i Release 2 対応キット」を12月4日（水）よりミラクル・リナックス Web サイトにて無償で提供開始することを発表します。
これにより、ユーザは、既に対応となっている Oracle8i R8.1.7、Oracle9i Release 1 に加え、新たに Oracle9i Release 2 に正式対応できると共に OS の性能向上と機能拡張を実現できます。

　Oracle9i Release 2 対応キットは、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 を Oracle9i Release 2 に対応させ、機能拡張を行うためのサービスキットです。同対応キットをミラクル・リナックス Web サイトよりダウンロードし、既存の MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 に適用することにより、Oracle9i Release 2 が問題なく稼動するだけでなく、同時に以下の OS 拡張機能が追加されます。

●非同期I/Oサポート


オラクルデータベース ライタプロセスの I/O 待ちが軽減され、データベースへの高速なアクセスが可能となります。
結果、大規模なデータベースシステムが構築し易くなります。

●VLM（Very Large Memory)機能


この機能により、最大約62GBの大規模メモリを Oracle 用途として割り当て、利用することが可能となります。
結果、データベースの処理能力が大幅に向上します。

●O(1) プロセス スケジューラの導入


同時に多数の要求が来た際のプロセス処理が改善され、OS としての処理速度が著しく向上します。
複数の CPU を搭載した大規模データベース／アプリケーションサーバ システムの性能が向上します。

●I/O リクエストロックの細分化


多数のデバイスを使用するような大規模システムにおいて、スケーラビリティが向上します。

　現在、MIRACLE LINUX Standard Edition は、データベースサーバ用途を中心に数多くの企業システムで導入されています。今回、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 を既に導入しているユーザは、対応キットを適用することで、Oracle9i Release 2 への対応と同時に OS としての機能を更に向上させ、システムをより安定稼動させることが可能になります。ミラクル・リナックスは、今後も MIRACLE LINUX Standard Edition を企業システム向けビジネスサーバ OS として、信頼性・安定性を重視した責任あるサポートや製品開発計画を行っていきます。

【日本オラクル社賛同文】
日本オラクル株式会社は、ミラクル・リナックスによる「Oracle9i Release 2」対応 キットの提供開始を歓迎します。同キットにより、「Oracle9i Release 2」を活用でき、お客様の選択肢が増えると共に、さらなる高コスト・パフォーマンスと高付加価値のデータベース・システムをご提供できる、と確信しております。
今後も日本オラクルはミラクル・リナックスとともに、Linux 市場におけるエンタープライズ・ソリューションを推進します。

【参考資料】
　● MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1製品概要


　● MIRACLE LINUXおよびオラクルのインストールサービス

■本件に関する報道関係お問い合わせ
<ミラクル・リナックス株式会社>
製品本部 マーケティング部
渡辺 雅子
TEL: 03-5562-8322
FAX: 03-5562-8306
E-Mail:mktg@miraclelinux.com