ミラクル・リナックス株式会社とボーランド株式会社「Miracle Linux with Oracle8i/Kylix」発表
2001年4月17日 ミラクル・リナックス株式会社 ボーランド株式会社 ミラクル・リナックス株式会社とボーランド株式会社
「Miracle Linux with Oracle8i/Kylix」発表 ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長 矢野 広一)とボーランド株式会社(本社:東京都渋谷区笹塚1-64-8 代表取締役社長 安藤 由男)は、「Miracle Linux with Oracle8i」に本日発表の「Borland Kylix/ Server Developer(ボーランド・カイリックス・サーバー・デベロッパー)」日本語版を組み合わせた「Miracle Linux with Oracle8i/Kylix」を発表します。 「Miracle Linux with Oracle8i/Kylix」は、ミラクル・リナックスが今年2月に出荷開始したバンドルソフト「Miracle Linux with Oracle8i」に「Borland Kylix Server Developer」を同梱し、パッケージ化した製品です。「Miracle Linux with Oracle8i」は、オラクルデータベースとの親和性が高い「Miracle Linux Standard Edition」と「Oracle8i」を同梱したものであり、より安定性の高いデータベースシステムを迅速に構築できる環境を提供します。サーバにおけるビジュアル開発環境「Kylix Server Developer」は、Windows上における最強の開発環境である「Borland Delphi(ボーランド・デルファイ)」のLinuxへの移植版であり、業界初の本格的Linuxネイティブのビジュアル開発ツールです。「Kylix」に搭載された「CLX(Component Library for Cross Platform;クリックス)」を使用することで、Windows上で一般化しているビジュアル開発という手法をLinux上でも利用できます。また、バックエンドデータベース用の高性能ドライバが含まれるデータベース管理システム接続用コンポーネント「dbExpress」の機能により「Oracle」への接続を可能にし、高度なデータベーススケーラビリティを実現します。 このような2製品をパッケージ化した「Miracle Linux with Oracle8i/Kylix」は、両社の技術的なノウハウを凝縮した製品であります。お客様が望んできたLinux上におけるアプリケーションの充実やそれに伴うバックエンドデータベースシステムとの連携といったニーズに応える統合ソリューションとなります。また、データベースとオペレーティングシステムそしてLinux開発環境をワンストップで調達することができ、購入する手間やバージョン管理などの手間も省けます。ミラクル・リナックスのノウハウと開発環境を中心とするボーランドの技術、そして日本オラクルの培ってきたデータベース技術を融合することによって、よりスケーラブルでコストパフォーマンスのよい充実した環境を提供することが可能となります。「Miracle Linux with Oracle8i/Kylix」は、5月末出荷を予定しており、希望小売価格はオープン価格です。 今回の製品化に協力している日本オラクル株式会社 製品マーケティング本部 執行役員 保科実氏は、「ミラクル・リナックス社とボーランド社による業界初のLinuxOS+データベース+開発ツールのパッケージ製品発表を心より歓迎いたします。Miracle Linux Standard Edition とOracle8iは、親和性と安定性をお客様に高く評価していただいております。今回、「Borland Kylix」がバンドルされることによって、よりすぐれた業務システムの基盤を提供できると確信しております」と述べています。 今後両社では、「Miracle Linux with Oracle8i/Kylix」の拡販と同時に、その他の製品においても協業を行うことで、Linuxアプリケーションの普及を促進し、Linux市場全体の拡大が加速していくことを目指した取り組みを行っていきます。 << ミラクル・リナックス株式会社について >> <<ボーランド株式会社について>> ■本件に関する報道関係お問合せ先 ■記事等で媒体に掲載いただく場合のお問い合わせ先 |
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