テニック、DB検索のデファクトツール「KeySQL Server」をMIRACLE LINUX対応～ミラクル・リナックスとデータベース・アクセス・ソフトウェア「KeySQL Server」において技術提携～

2001年11月15日
テニック株式会社
ミラクル・リナックス株式会社

　テニック株式会社（東京都渋谷区：代表取締役社長 澤田 眞　以下テニック）は、ミラクル・リナックス株式会社（東京都港区：代表取締役社長 茂木　正之　以下ミラクル・リナックス）と技術提携し、データベース・アクセス・ソフトウェア サーバー版「KeySQL Server」をLinuxプラットフォームに対応すると同時に、クライアント「KeySQL」をWindows XPに対応しました。これにより、ユーザーはMIRACLE LINUX上でOracle9i Databaseが稼動するサーバをWindows XPクライアントよりアクセスすることが可能となります。Linux対応「KeySQL Server」は１２月中旬より、並びにWindows XP対応「KeySQL」は、平成１４年１月中旬よりテニック社から出荷開始となります。

　今日のレガシーシステムからの再構築では、DBMSには業界標準のOracle Databaseを採用し、プラットフォームとしてLinuxを採用するといった、Oracle9i＋Linuxサーバーへの移行要求が増加しています。このような要求から、テニック社は「KeySQL Server」のLinux対応について、ミラクル・リナックス社と技術提携し、Linux プラットフォーム上にてOracle8i for Linux、Oracle9i Database for Linuxと「KeySQL Server for Linux」の接続検証を共同で行いました。これにより、ユーザーは、informix,Sybase,SQL Server等のDBMSで稼動していたレガシーシステムを、MIRACLE LINUX + Oracleのサーバーシステム構成へコスト負荷をかけずにスムーズに移行することが可能になります。さらに、テニック社は、クライアント側「KeySQL」をWindows XPに対応することで、Oracle9i Database+Linuxサーバーシステム構成にて、Windows XPクライアントより、データの検索、更新、追加削除を実現します。

　KeySQLはエンドユーザーコンピューティングを推進するサーバーDBMS用検索ツールです。PC用表計算ソフトから、ダイレクトにデータベースにアクセス、検索データを簡易にダウンロードし、業務で使用する表計算ソフトで利用できます。通常DBMSアクセスにはSQL（Structured Query Language）言語を使用しますが、KeySQLはSQLをGUI化し、SQLに知識の無い方でも容易にデータベースから欲しいデータを取得する事を可能にしたソフトウェアです。1992年の発売以来、日本オラクル社へのOEM供給を含めワールドワイドで約100万本以上のライセンスが出荷されている定番ソフトウェアです。

テニック株式会社について
　テニック株式会社は日本オラクル社にOEM提供中の「KeySQL」や各種携帯端末に多数採用実績のある組込み用ブラウザ「WorldTALK」など世界市場で通用可能な、ユニークでユーザーインターフェイスの優れた製品を開発する技術集団です。
　テニック社ホームページ　http://www.tenik.co.jp/

ミラクル・リナックス株式会社について
　ミラクル・リナックスは、Linux OSに特化した専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linux OSの開発および販売、オラクルのLinux版ソフトウェア製品の販売、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供等を中心に、幅広く事業を手がけていきます。
　ミラクル・リナックス社ホームページ　http://www.miraclelinux.com/