「Miracle Linux Standard Edition Version1.0」 9月29日より出荷開始

　ミラクル・リナックス株式会社（本社：東京都港区赤坂4-1-30 代表取締役社長 矢野 広一）は、Oracleデータベースに最適化されたLinuxオペレーティング・システム(OS)「Miracle Linux Standard Edition Version1.0」を2000年9月29日（金）より出荷開始します。同製品は、全国の日本オラクル販売代理店を通して販売され、価格は、１サーバあたり無制限ユーザで５万円です。

　「Miracle Linux Standard Edition Version1.0」は、Oracle8iに最適化されるように開発が行われているため、ビジネスアプリケーションが容易に稼動できます。Oracle データベースの使用に適したカーネルパラメータの設定やRAW I/Oや４GB メモリのサポートなどにより、データベース使用時のパフォーマンスを大幅に向上させており、より早く確実に高付加価値システムが構築できるプラットホームを提供できます。またGUIを利用した「Install Navigator for Oracle」を標準搭載することで、難しいOracleのインストールを大幅に簡略化します。サポートは日本オラクルと連携して行うため、パートナー企業やユーザがOSとデータベースを切り分けることなく、ワンストップで受けることが可能となります。
本日の発表に伴い、日本オラクルの常務取締役 執行役員 営業統括本部長　石井 洋一様は次のように述べています。「日本オラクルは、ミラクル・リナックス社による初めてのLinux製品出荷を心より歓迎いたします。Oracle8iに最適化されたMiracle Linux Standard Edition Version 1.0の登場により、信頼性と安定性にすぐれた業務システムの基盤が提供でき、基幹業務においてもLinuxの普及を推進できるものと期待しています。」

　ミラクル・リナックスでは既に主要ハードウェア・ベンダーと協力し、動作確認などを行ってまいりました。今回の発表に伴い、ISV（独立系ソフトウェア・ベンダー、ソフトハウス、パッケージ・ベンダー等のパートナー企業各社）からも賛同表明を頂いております。近年、Linux市場が拡大し、基幹業務で利用できる優れた信頼性のあるLinuxOSが望まれています。これらのニーズに応えるため、ミラクル・リナックスではデータベースを含めた業務システム構築の基盤を提供し、ハードウェアベンダー、ISV企業と共にLinuxビジネス市場の更なる拡大を目指します。

*「Miracle Linux Standard Edition Version 1.0」に関する詳細な製品情報は、製品情報ページにて入手可能です。

ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linux OSに特化した専門事業会社として2000年6月1日より業務を開始し、Linux OSの開発および販売、オラクルのLinux版ソフトウェア製品の販売、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供等を中心に、幅広く事業を手がけていきます。

※今回の発表にあたり、各企業様より賛同のコメントを頂戴しました。

■ 本件に関する報道関係お問合せ先：
ミラクル・リナックス株式会社　マーケティング本部
渡辺 雅子　　TEL 03-5562-8300 E-Mail info@miraclelinux.com