Linuxビジネスに関する業務提携のお知らせ
News Release
2000年7月25日
株式会社ワイ・ディ・シー ミラクル・リナックス株式会社 | |
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Linuxビジネスに関する業務提携のお知らせ | |
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横河電機グループの株式会社ワイ・ディ・シー(略称:YDC、本社:東京 府中市府中町1-9、代表取締役社長:金 修、資本金4億5千万円)はこのほど、 Linuxビジネスの強力な推進を目的にミラクル・リナックス株式会社(本社: 東京都港区赤坂4-1-30、代表取締役社長:矢野広一、資本金4億円)と全面的 に業務提携致しました。今後YDCはシステムインテグレーション(SI)をはじ め、プロダクトのOSとしてミラクル・リナックス社が提供する「Miracle Linux」を標準採用し、Linuxビジネスの拡大を図ります。一方ミラクル・リナ ックス社は営業・技術の両面からYDCを積極的に支援していきます。ミラクル・ リナックス社が中立系のSI企業と提携するのは今回が初めてです。 近年Linuxの普及が急速に進んでいます。LinuxのOS全体に占めるシェアは現 在日本国内で数パーセントと見られますが、企業の業務システムをはじめ、各 種ソフトウエアパッケージや組込型システムなどでもLinuxが利用される動き が目立っており、2003年には10~20%に達するものと予想されます。 今回YDCが提携したのは、ミラクル・リナックス社が日本国内において、企 業の業務システムには不可欠な、日本市場に適応し、安定かつ信頼性の高いサ ーバOSの提供を目指していることや、Oracleデータベースとの親和性をはじめ、 ミラクル・リナックス社の親会社である日本オラクル株式会社とは長年の信頼 関係にあるためです。一方、ミラクル・リナックス社はYDCが日本における UNIXやOracleの先駆者としての実績を持ち、Linuxに関してもすでに、同社の SE全員を対象に技術習得プログラムを開始していることなどの理由によります。 YDCは今回の提携により、(1)システム構築のPCサーバOSとして、Miracle Linuxを標準採用します。 (2)プロダクトのPCサーバOSとして、Miracle Linuxを標準採用します。 (3)これまでのOracle製品群に加え、Miracle Linuxのコンサルティングおよびエンジニアリング事業を推進します。 (4)Miracle Linuxについて、全国24時間365日のフロントサポートサービスを実施します。(本サービスは横河グループのサービス専門会社、横河エンジニアリングサービス株式会社が担当します。) 一方、ミラクル・リナックス社は今回の提携を機に、Miracle Linuxを使用 したシステム構築案件、コンサルティング案件、サポート案件等について、 YDCを積極的に支援していきます。これにより、Miracle Linuxの適用業務事例 の増大を図る方針です。また、YDCおよび横河電機を含む横河グループは、同 グループ全体としてLinuxビジネスに積極的に取り組む方針を打ち出しており、 今回の提携は同ビジネスの拡大に弾みをつけることになります。 YDCは、Miracle Linuxを中核としたLinux関連ビジネスにより、初年度15億 円、3年後に40億円の売上を目指します。 ・お問い合わせ先:株式会社ワイ・ディ・シー 事業推進企画室 作前雄三 TEL: 042-222-6213
・ミラクル・リナックス株式会社 マーケティング本部 渡辺 雅子 TEL. 03-5562-8300
E-mail: info@miraclelinux.com (賛同文) |
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