Linux From Scratch で自作ディストリビューションづくり-1
ニックネーム たいちょう です。
ここ、テクノアークしまね は、山の上にあるので、目の前で紅葉が繰り広げられる様を楽しんでいます。
みなさん、年末年始が近いですが、どんなITライフを送っていますか?
え、時間もたっぷりあるし、OSでも作りたいもんだって?
それ、いきましょう。
このシリーズは、オープンソースの力を借りて、自作ディストリビューションを作成するというものにしていきます。
やることは、Linuxのホストマシン上でコマンドを発行することを積み重ねて、自分だけのLive CD を作り上げ、そこからハードディスクにインストールする、です。
実は、たいちょう は、何年も前にOS作りに挑戦したことがあります。
その時は、Knoppix というディストリビューションを弄って、デバイスを認識できないOSを作り上げたのでした。
その方法は、元となるディストリビューションがあって、それをちょっと改変する、という方法だったんですが、今回は、スクラッチから作り上げていきます。
Linux From Scratch というのを聞いたことがあるでしょうか。
パッケージを一から入れていくので、柔軟性があります。自分の好きなように作ることができるので楽しいですよ。
Linux From Scratch のページに従って作っていきますが、実用的なものを作るというよりは、学習が目的となります。
簡単なカーネルコンフィグもやってみます。
また、このシリーズの方法はあくまで 私、たいちょう がラボで実験的に行っているものです。
ホストの環境が壊れることは無いように実施していきますが、万が一そのようなことがおこっても、一切責任を負えません。自己責任でやってくださいね。
では、初日はこの辺で。
第1日目の終了です。
ジングルベルは聞こえてこないけど、お正月の足音は聞こえる松江から、ニックネーム たいちょう でした。
次回をお楽しみに。
だんだん。
- ばんじまして:「こんにちわ」と「こんばんは」の間で夕暮れどきの挨拶。
- だんだん:島根県東部(出雲地方)の方言で「ありがとう」の意味。