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HPE Serviceguard Solution for Linux(11.20, 12.00)

HPE Serviceguard Solution for Linux(11.20, 12.00)で構成されたクラスタ環境をMIRACLE System Saviorでバックアップ/リカバリできます。

製品名

HPE Serviceguard Solution for Linux(11.20, 12.00)

日本ヒューレット・パッカード製品ページ

社名

日本ヒューレット・パッカード合同会社

連携概要

MIRACLE System Savior(以下MSS)を利用することで、HPE Serviceguard Solution for Linux(11.20, 12.00)(以下SGLX)で構成されたクラスタ環境のバックアップ/リカバリが可能になります。
SGLXの特徴の一つとして高速フェイルオーバがあります。SGLXで構成されたクラスタシステムでは、ローカルディスク障害発生時、高速にフェイルオーバが行われ、最低限のダウンタイムで業務を再開することができます。

しかし、片ノードのローカルディスクが破壊された状態ではフェイルバックや、再度障害が発生した際フェイルオーバできず業務の継続ができません。MSSを利用することで、SGLX環境でOS起動不可障害が発生した場合でも、すぐにクラスタに再組み込み可能な状態でシステムをリカバリさせることが可能です。MSSを利用することで、SGLXクラスタシステムをより堅牢かつ、確実に運用することを実現します。

1.SGLXで構築したクラスタ構成のバックアップ
両サーバをシャットダウン後、MSSメディアを挿入し、ローカルディスクをバックアップします。

2.障害発生時のサービスのフェイルオーバ
サーバ1でローカルディスクの障害が発生すると、サービスはサーバ2へフェイルオーバし、業務が継続されます。サーバ1ではOS起動不可状態になります。

3.障害発生時も短時間でリカバリ
サーバ1のHDD復旧後、MSSメディアを挿入し、リカバリを実施します。

4.リカバリ完了後の復帰
サーバ1でリカバリ完了後、システムの再起動を実施します。 ローカルディスクにインストールされていたOS、およびアプリケーションが復元され、 OSが起動し、クラスタに復帰します。 運用調整を実施し、フェイルオーバしていたサービスを切り戻し、正常状態に復帰します。

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